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Bob James ボブ・ジェームス |
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1939- ピアノ・キーボード・作曲・編曲・プロデュース
1970年代半ばからクロスオーバー作品を発表し、1980年代以降も現在に至るまでコンスタントにジャズ・フュージョン作品を発表し続けているアメリカのアーティスト。 1960年代後半に(1968年頃から)始まった、ジャズ・ロック・R&B・ソウル・ポップスなどのいろいろな要素の音楽を融合しようという新しい音楽の試みにはいろいろな流れがあり、多くのミュージシャン達による多種多様なパターンの試みは、1970年代始め〜中頃にはかなり盛り上がっていたようですが、その中でも一つの大きな流れを作り出してきた CTIレーベル に関わりながら独自の形態を作り出して来た人だと思います。 帝王マイルスに関係していたジャズ系ミュージシャン達の試みていた電子楽器やロックの要素を取り入れた新しい形のジャズや、一部のジャズ系・ロック系のミュージシャン達がコラボレーションする形で試みていた「ジャズロック」と言われている音楽などが、現在の「フュージョン」につながる源流だと指摘する人は今までもいたようですが、当時から30年以上も経過した現在、当時のCTIレーベル やBob James の手掛けていた音楽を今振り返ると、こちらこそが現在の「フュージョン」や「スムースジャズ」の流れにつながる王道を行っていたのではないと思います。 1970年代半ば当時、早くもこの事に気がついていたアーティストや音楽ファンは実は案外多かったのではないでしょうか。 1970年代のクロスオーバーブーム当時は言うまでもなく、30年以上経過し21世紀になった現在においても、1970年代の Bob James の影響を感じる作風のアルバムを発表するアーティストは少なからず活躍しており、影響力はいまだ継続しているように思えます。 現在のフュージョンやスムースジャズの源流が、当時の CTIレーベルや Bob James だけだとは言えませんが、あきらかに大きな道筋や完成形にかなり近い洗練されたものを作っていたのだと思います。 --------------- 1970年代半ば〜80年代始め頃の Bob James の音楽を一言で言うと、とても取っ付きやすく、都会的なのに聴いていて心地よくわかりやすい音楽と言えます。 70年代半ば〜後半の作品にクロースオーバー全盛期の自己名義の初期の作品には、クラッシックを題材とした曲があったり、当時バリエーション豊かだったクロスオーバー作品の中でもイージーリスニング的というか、アレンジで楽しませると言った曲が多いように感じます。 複数のサイトによればは、 クインシージョーンズBob James に認められたのがきっかけで、1963年にジャズピアニストとしてジャズアルバムを発表してデビューし、その後の詳細はわかりませんが、1973年まで CTIレーベル でアレンジャー・プロデューサー・スタジオミュージシャンとして仕事をし、1974年に CTIレーベル より自己名義で初のクロスオーバー作品となる「One」を発表(当時35歳くらい)、これが商業的にも成功したため、1977年までに「One」を含め4つのクロスオーバー作品を CTIレーベル に残したということです。 また、1971年に CTIレーベル から発表されている Grover Washington Jr の1stリーダー作「Inner City Blues」に始まり、1978年の CTIレーベル 破産までの間、Bob James の編曲・プロデュースと Grover Washington Jr の演奏という形のコラボレーションは、CTIレーベル内で頻繁に行われており、特に1974年の Bob James の1stリーダー作「One」以降は、この2人のリーダー作がほぼ交互に出ているので、Bob James ファンはこの辺も要チェックです。 70年代クロスオーバー全盛末期の1979〜1981年(40〜42歳前後)には大量のリーダーアルバムを、Columbiaレコードと、自己が立上げたレーベル「Tappan-Zee(タッパンジー)」から発表しています。 ピアノ・キーボードのアドリブソロが非常にうまく歌心を持ってる人だと思いますが、当時のタッパンジーレーベルでは自分のリーダー作以外にも、他のミュージシャンのプロデューサー・アレンジ等を行い素晴らしいアルバムを残していて、実に才能豊かな人なんだと思います。 1970年代当時の作品に限って言えば、ほとんど全ての曲は Bob James カラーのアレンジを楽しむという音楽です。 Bob James 始め、当時のアルバムによくゲスト参加していたミュージシャン達のソロも楽しめますが、基本的には Bob James の緻密な計算によるアレンジが曲を支配していて、多彩な手法を使ったテーマ部分のアレンジが大きな特徴です。 他のアーティストのカバー曲が多かったり、アレンジにはブラス(複数の管楽器)やストリングス(複数のバイオリン等)が使われる大編成のアレンジが多く、個人的にはイージーリスニングを連想します。 ちなみに、オーボエやハープシコード(チェンバロ)を使ってる曲までありますが、これらは他のジャズ系ミュージシャンはほとんど使っていない楽器だと思います。 --------------- 1970年代後半〜80年代始め当時は、ここ日本のラジオやTV等でも良くこの人の曲が登場していて、Bob James の名前を知らなくてもいくつかの曲は聴いた事があると言う人は多いと思います。 1980年頃には「スパークリング・ニューヨーク」と言う曲が、日本のTV CM(たしかウイスキーのCM)のために製作されて使われていた、というくらい人気があり、便乗した国内限定のベスト盤発売もされています(そのLPは私も買いましたが...)。 1970年代後半頃の作品はNYで製作されていたようなので、NYのアーティストだと思っていましたが、現在は西海岸で活動されているようで、近年は日本にも小編成のライブ演奏で来日されているようです。 2005(H17)年08月18日掲載・2008(H20)年4月一部追記 |
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Inner City Blues /Grover Washington Jr 1971
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LP:
Cudu Records KU-03 CD: |
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Produced:Creed Taylor(クリード・テイラー) 録音:1971年9月
Grover Washington Jr(Alto & Tenor Saxophone)、Bob James(Electric Piano)、Richard Tee(Organ)、Ron Cartor(Bass)、Idris Muhammad(Drums)、Eric Gale(Guitar)、Airto Moreira(Percussion)、Eugene Young(Trumpet、Flugelhorn)、Thad Jones(Trumpet & Frnch Horn)、Wayne Andre(Trumborn)、Don Ashwoth(Bariton Saxophone) Violin:Julius Brand、Paul Gershman、Julius Held、Leo Kahn、Harry Katzman、Raoul Poliakin、Max Pollikoff、Paul Winter Cello:Maurice Brown、Charles McCracken、Alan Shulman、Anthony Sophos Vocal:Hilda Harris、Marilyn Jackson、Maretha Stewart、Tasha Thormas 1:Inner City Bluse (Make Me Wanna Holler) (Marvin Gaye・James Nyx) 7:13 |
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1971年に発表された Grover Washington Jr (当時27〜28歳頃)の1stリーダー作(全6曲)。 R&B色がかなり強いバラード曲が中心の、1970年代の雰囲気を先取りしている一枚。 名プロデューサー Creed Taylor が手掛け、CTIレーベル のサブレーベル「Cudu」より発表されています。 ブラスやストリングスも使われていて豪華な作り。 1971年と言えば「クロスオーバー」というカテゴリーすらまだ明確でない時期ですが、一部の曲には映画音楽っぽさも少しあったりして、今となってはクロスオーバーとして見ると少し曖昧な印象です。 しかしクロスオーバー初期の作品としては完成度が高いのではないでしょうか。 こういう路線が、後のフュージョンやスムースジャズの源流になったのだと思います。 また、参加アーティストを大量に投入し作り込んでいくと言うこの手法は、CTIレーベル の大きな特徴のようで、CTIレーベル に在籍した Deodato(1971?〜1974年在籍)や Bob James(〜1978年まで在籍)の後のリーダー作にも受け継がれていきます。
Ray Charles の「Georgia On My Mind」や Marvin Gaye の「Mercy Mercy Me 」のカバー曲が収録されていますが、一部女性コーラスがあるものの、ボーカルは一切無しのインストゥルメンタル作品です。 サックスの音色やフレーズ等、Grover Washington Jr の後年の特色がこの時既に出ています。 Bob James(Electric Piano・当時31〜32歳頃)、Richard Tee(Organ・当時27〜28歳頃)、Eric Gale(Guitar・当時36〜7歳頃)など、後年も関わりの深いアーティストが参加していますが、Eric Gale 氏以外は演奏に後年の彼らの特徴がまだ出ておらず、音だけ聴いてもちょっと判別しにくい。 (2008年4月20日) |
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Giant Box /Don Sebesky 1973 | ||||||
ドン・セベスキー
LP: ・CTX 6031/32 (1973) CD: |
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録音:1973年4〜5月 Van Gelder Studios Producer:Creed Taylor Engineer:Rudy Van Gelder 1:Firebird(Igor Stravinsky)/Birds of Fire(John McLaughlin) 13:55
2:Song To A Seagull(Joni Mitchell) 5:50
3:Free As A Bird(Don Sebesky) 8:13
4:Psalm 150(Jim Webb) 8:11
5:Vocalise(Sergei Rachmaninoff) 5:40
6:Fly(Don Sebesky)/ Circles(Don Sebesky) 9:48
7:Semi-Tough(Don Sebesky) 7:52
Dave Friedman(Purcussion)、Phil Kraus(Purcussion) Horns and Woodwinds: Violin: Cello: Harp:Margaret Ross |
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ミュージシャンの参加数がもの凄い事になっている、Don Sebesky 氏(1937年 アメリカ生まれ・作曲・編曲・ピアノ演奏 他)の CTIレーベル における大作。 アナログLPで発表された当時は2枚組だったようです。 全曲のアレンジは Don Sebesky 氏によるもので、一部の曲でピアノ/Keyの演奏や、歌も披露しています。 もともとクラシックの素養があるアーティストのようで、このアルバムでは優雅で壮大なストリングスと、角の丸い大編成のブラス(ホーン)が大いに駆使されています。 Jazzがベースとなっている曲が多いと思いますが、クラシックやファンクなど、いろいろな要素が加わっていてまさにクロスオーバー、実験的な雰囲気も一部にあり個性豊かな曲が多いものの、全編通じて格調高い雰囲気で作風がまとめられている名作です。
1曲目「Firebird/Birds of Fire」はこのアルバムを大きく印象付ける実に雄大な名演奏。 クラシック曲、ストラヴィンスキーのバレエ組曲「Firebird(火の鳥)」のカバーとの事ですが、基本的には、John McLaughlin 氏 のバンド「Mahavishnu Orchestra(マハビシュヌ・オーケストラ)」の1973年「Birds of Fire(こちらも直訳が "火の鳥")」がベースで、そこにストラヴィンスキーの「Firebird」の導入部と最後のフルオーケストラ部分をくっつけた感じです。 しかし実に見事なアレンジの妙で、全く違和感なくとても自然につながっています。 John McLaughlin 氏 の作品と言えばベースとなっているのはジャズですが、当時もロックやファンクなどの要素がてんこ盛りの前衛的な作品が多く、それをクラシック曲とくっつけようとした Don Sebesky 氏の発想がそもそも凄い。 こんな凝った事をやっていたのだとわかった時はとても驚かされました。 ちなみに、Mahavishnu Orchestra 版の「Birds of Fire」は、同じ1973年発表のアルバム「Birds of Fire」(ただし録音は1972年9~11月)に収録されていますが、Drums が同じ Billy Cobham 氏によるファンクな演奏です。 どちらも実に見事な演奏なので聴き比べてみるととても面白いです。 |
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One /Bob James 1974
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LP:
・CTI Records 6043(1974) CD: |
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Producer:Bob James
Bob James(編曲、Piano, Keyboards)、Gary King(Bass)、Steve Gadd(Drums)、Idris Muhammad(Drums)、Richie Resnicoff(Guitar)、Eric Weissberg(Pedaal Steel Guitar)、Ralph MacDonaid(Percussion)、Dave Friedman(Vibes)、Grover Washington Jr.(Soprano Sax)、Hugh McCraken(Harmonica)、Horns & Strings 録音:1974年2〜3月 1:Valley Of The Shadows (Bob James) 9:42 2:In The Garden (Pachelbel) 3:09 3:Soulero (Bob James) 3:38 4:Night On Bald Mountain (Mussorsky) 5:53 5:Feel Like Making Love (McDaniels) 6:39 6:Nautilus (Bob James) 5:06 Bob James の1stリーダー作。 Steve Gadd のドラムが秀逸な名演奏「Night No Bald Mountain(禿げ山の一夜)」収録。 「Feel Like Making Love」では、現在のフュージョン・スムースジャズの原型が示されています。 お勧め。 →詳しくはこちら |
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Mister Magic /Grover Washington Jr 1975
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LP:
Cudu Records/CTI Records KU-20 (1975) CD: |
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Produced:Creed Taylor(クリード・テイラー) 録音:1974年11月 Violin:Max Ellen、Paul Gershman、Harry Glickman、Harold Kohon、Harry Lookofsky、Joe Malin、David Nadien、Matthew Raimondi 1:Earth Tones(Bob James) 12:20 名プロデューサー Creed Taylor が手掛け、CTIレーベル のサブレーベル「Cudu」より1974年に発表された Grover Washington Jr のリーダー4作目。 このくらいの年の作品になると、かなり全盛期のクロスオーバーに近いという感じです。 1曲目「Earth Tones」や3曲目「Mister Magic」では、アレンジやエレピの演奏で Bob James の存在感を大きく感じますが、前年に発表した彼自身の1stリーダー作「One」よりも、こちらのアルバムの方が軽快・さわやかな作風なので、後年(70年代後半)の Bob James の特徴に近い感じがします。 曲も Bob James 作曲のものがあったり、Bob James との共作もあるようです。 アーティストを大量に投入し作り込むと言う手法も Bob James のリーダー作と同じです。 Grover Washington Jr ファンに限らず、 Bob James ファンにもお勧め。 Eric Gale も良い味だしてます。 (2008年4月20日) |
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Two /Bob James 1975
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LP:
・CTI Records 6057(1975) CD: |
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Producer:Bob James
Bob James(編曲、Piano、Keyboards)、Eric Gale(Bass, Guitar)、Gary King(Bass)、Steve Gadd(Drums)、Andrew Smith(Drums)、Arthur Jenkings(Percussion)、Ralph MacDonald(Percussion)、Richie Resnicoff(Guitar)、Hubert Laws(Flute)、Horns & Strings 録音:1974年12月〜1975年1月 1:Take Me To The Mardi Gras (Paul Simon) (5:49) 2:I Feel A Song (In My Heart) (Camillo) (5:27) 3:The Golden Apple (Bob James) (7:20) 4:Farandole (Gerges Bizet) (8:25) 5:You'er As Right Rain (Bell/Cread) (5:29) 6:Dream Journey (Bob James) (5:55) Bob James のリーダー作2作目。 Bob James 70年代の名演奏、「Take Me To The Mardi Gras」(邦題:夢のマルティグラ)や「You're As Righ As Rain」など収録。 おすすめです。 →詳しくはこちら |
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The Chicago Theme /Hubert Laws 1975 | ||||||
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ザ・シカゴ・テーマ(ヒューバート・ロウズ) LP: ・CTI 6058(1975年) CD: |
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Produced: アレンジ:Bob James(1〜4)、Hubert Laws(5,6) Hubert Laws(Flute)、Randy Brecker(Trumpet)、Mike Brecker(T-sax)、David Sanborn(A-sax)、Bob James(Key)、Don Grolnick(Piano、Clavinet)、George Benson(Guitar)、Joe Beck(Guitar)、Phil Upchurch(Guitar)、Richie Resnicoff(Guitar)、Eric Gale(Guitar)、Doug Bascomb(Bass)、Ron Carter(Bass)、Stanley Clarke(Bass)、Steve Gadd(Drums)、Andrew Smith(Drums)、Ralph MacDonald(Perc)、Strings 録音:1975年2月〜4月 |
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全6曲。 同時期に製作されていた、Bob Jamesのリーダー作や、Bob Jamesがアレンジを担当していた Grover Washington Jr.のリーダー作に近い雰囲気の曲も収録されている佳作。 これが CTI レーベルサウンドと言うべきものなのでしょう。 1975年当時、Brecker Brothersで独特の音色のブラスアンサンブルを披露していた、Randy Brecker、Mike Brecker、David Sanborn の3人がブラスとして参加していますが、このアルバムのブラスの音色は完全に Bob James のカラー。 テーマやソロのメインは Hubert Laws のフルートですが、当時 CTIレーベルによく顔を出していたおなじみのアーティストもソロを取っています。 フルートの出て来るポップな曲と言うのは、何だか70年代始め〜中頃の雰囲気を強く感じます。 一部の曲には、当時のアメリカのTVドラマ・映画のBGMに似た感じの曲もあります。 David Sanborn や Mike Brecker が一部の曲でソロで演奏しますが、あまり印象が強く残らない。 |
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Feels So Good /Grover Washington. Jr. 1975
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LP:
Cudu Records/CTI Records KU-24(1975年10月リリース) CD: |
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Bob James(編曲、Piiano、Electric Piano)、Grover Washington Jr(Tenor, Soprano Saxophone)、Eric Gale(Guitar)、Gary King(Bass)、Steve Gadd(Drums)、Ralph MacDonald(Perc)、
Horns: Strings: 1:The Sea Lion(Bob James) 5:57 編曲は Bob James による、Grover Washington Jr のリーダー作。 バックのメンバーは相変わらず強力、大編成のブラスやストリングスもあって豪華な作りです。 ほとんどの曲のアレンジで Bob James のカラーを強く感じ、ブラスのフレーズ・音色やピアノソロを聴いてると、Bob James のリーダー作のように錯覚してしまいそうです。 Grover Washington Jr のテナーSaxはここでも馬力があって饒舌、ソプラノSaxも80年代以降のような柔らかでスムーズな音色で美しい。 1曲目は「The Sea Lion」は、ブラスやストリングスが大いに駆使されてスピード感溢れるアレンジ/演奏で、Grover Washington Jr 氏のテナーSaxソロもキレがあってカッコいい演奏です。 2曲目「Moonstreams」は寂しげで幻想的なバラードですが、バックにオーボエが使われています。 この辺にも Bob James 氏の存在を強く感じます。 Bob James ファンにも必聴アルバムといえますが、CTI レーベル が買収されてしまう1978ま頃での Grover Washington Jr 氏のアルバムについては、Bob James 氏の存在は欠かせないので、Bob Jamesファンには Grover Washington Jr 氏のリーダー作も合わせて聴いていただきたい。 |
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Primal Scream /Maynard Ferguson Orchestra 1975
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LP:
・Columbia PC 33953(1975年) CD: |
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Maynard Ferguson(Trumpet)、Jon Faddis(Trumpet)、Bernie Clow(Trumpet)、Stan Mark(Trumpet)、David Sanborn(A-Sax)、Joe Farrell(T-sax)、Tony Studd(Trumborn)、David Taylor(Bass trumborn)、Paul Faulise(Bass trumborn)
Chick Corea(Piano、Electric piano)、Bob James(Key)、Gary King(Bass)、Eric Gale(Guitar)、Jeff Milonov(Guitar)、Jerry Friedmen(Guitar)、Steve Gadd(Drums)、Ralph MacDonald(Perc)、Patti Austin(Vo) 他 録音:1975年8月〜10月 |
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Three /Bob James 1976
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・CTI Records 6063(1976) CD: |
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Bob James(編曲、Piano、Keyboards)、Tin Whistle(T-Sax、S-Sax)、Grover Washington Jr.(T-Sax、Soprano Sax)、Havey Mason(Drums)、Andy Newmark(Drums)、Gary King(Bass)、Eric Gale(Guitar)、Hugh McCraken(Guitar)、Jeff Mironov(Guitar)、Ralph MacDonald(Percussion)、Eddie Daniels(Flute)、John Frosk(Flute)、Hubert Laws(Flute)
Horns Flute:Eddie Daniels、Jerry Dodgion、Hurbert Laws Trumpet:Jon Faddis、John Frosk、Lew Soloff、Marvin Stamm Trumborn:Wayne Andre、Dave Bargernon、Dave Taylor |
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Four(BJ4) /Bob James 1977
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・CTI Records 7074(1977) CD: |
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Bob James(編曲、Piano、Keyboards)、Gary King(Bass)、Steve Gadd(Drums)、Ralph MacDonald(Percussion)、Eric Gale(Guitar)、Art Farmer(Trumpet/Fugelhorn)
Horns Flute:Hurbert Laws Trumpet:John Frosk、John Gatchell Tenor Sax/Flute/Clarinet/Tenor Recorder:Romeo Penque Oboe/English Horn:Sidney Weinberg Strings Violin:Max Ellen、Paul Gershman、Harry Glickman、Emanuel Green、Harold Kohon、Charles Libove、David Nadien、Matthew Raimondi Viola:Lamar Alsop、Emanuel Vardi Cello:Charles McCracken、Alan Shulman 録音:1976年11〜12月 |
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Heads /Bob James 1977
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LP:
・Columbia Records 34896(1977) CD: |
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Producer :Bob James
Bob James(編曲、Clavinet, Fender Rhodes,Oberheim Polyphonic Tinkle Bells, Arp Odyssey,Acoustic Piano, Harpsichord)、Richard Tee(Acoustic Piano on 2)、Andy Newmark(Drums on 4,5,6)、Alan Schwartzberg(Drums on 3)、Steve Gadd(Drums(on 1,2)、Ralph MacDonald(Percussion)、Gary King(Bass on 4,5,6)、Will Lee(Bass on 3)、Alphonso Johnson(Bass on 1,2)、Eric Gale(Guitar on 4,5)、Steve Khan(Guitar)、Jeff Layton(Guiter on 3)、Jeff Mironov(Guiter on 3)、Michael Mainieri(Vibes on 2)、Grover Washington Jr.(Soprano Sax on 5・Tenor Sax on 6)、David Sanborn(Alto Sax on 3,4,6)、George Marge(Sopranino Recorder on 6)、Vocals、Horns & Strings 録音:1977年5〜9月 1:Heads (Bob James) (6:37) 2:We're All Alone (Boz Scaggs) (5:31) 3:I'm In You (Peter Frampton) (6:49) 4:Night Crawler (Bob James) (6:18) |
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Tightrope /Steve Khan 1977 | ||||||
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LP: ・Columbia 34857(1977年) CD: |
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Steve Khan(Guitar)、David Spinozza(Guitar)、Jeff Miriniv(Guitar)、Bob James(Key)、Don Grolnick(Key)、Will Lee(Bass)、Steve Gadd(Drums)、Raiph MacDonald(Per)、Michael Brecker(T-Sax)、Randy Brecker(Trumpet)、David Sanborn(A-Sax) 録音:1977年 |
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Electric Guitarist /Wilbert Longmire 1978
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(ウィルバート・ロングマイアー)
LP: ・CBS 82845(1978年) ・Columbia/Tappan Zee 35365(1978年) CD: ・Castle 587(1997年) |
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Wilbert Longmire(Guitar)、Bob James(Key、Synth)、Richard Tee(Piano)、Harvey Mason(Drums)、Gary King(Bass)、Eric Gale(Guitar)、David Sanborn(Alto Sax) 他 録音:1978年2月
1:Black Is The Color 8:13 2:Good Morning! 8:41 3:Love Why Don't You Find Us 6:31 4:Lovely Day 6:23 5:Starflight 5:46 |
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Touchdown /Bob James 1978
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LP:
・Tappan-Zee Records, Inc. 45969(1978) CD: |
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Bob James(プロデュース、編曲、Fender Rhodes、Electric Yhaha Grand Piano、Oberheim Polyphonic Synthesizers、Acoustic Piano)、Eric Gale(Electric Guitar on 2,5, solo on 1)、Hiram Bullock(Electric Guitar on 2,3,4 Guitar & Vocal solo on 5)、Richie Resnicoff(Acoustic Rhythm Guitar on 3)、Gary King(Electric Bass on 1,2)、Ron Carter(Acoustic Bass on 3,4,5、Piccolo Bass solo on 5)、Steve Gadd(Drums on 2,3,4,5)、Idris Muhammad(Drums on 1)、Ralph MacDonald(Percussion on 1,2,3,4)、Mongo Santamaria(Percussion on 5)、David Sanborn(Alto Sax on 2)、Hubert Laws(Flute on 3,4,5)、Earl Klugh(Acoustic Guitar(on 3,4,5)
1:Angela (Theme From"Taxi") (5:42) 2:Touchdown (5:42) 3:I Want to Thank You (Very Much) (7:09) 4:Sun Runner (6:16) 5:Caribbean Nights (9:22) Bob James が立ち上げた「Tappan-Zee(タッパンジー)」レーベルから1978年に出された最初のリーダー作。 リーダー作としては6作目。 明るくさわやかな作風で、バックメンバーには、CTIレーベル時代のおなじみのアーティストが揃っています。 お勧めです。 ちなみに、1978年にCTIレーベル が無くなった関係なのか、これまでコラボレーションの多かった Grover Washington Jr. とは競演が少なくなります。 →詳しくはこちら |
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All Around the Town /Bob James 1979
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LP:
・Columbia Records 88509 CD: |
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Lucky Seven /Bob James 1979
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LP:
・Tappan-Zee Records, Inc. 45970(1979) CD: |
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Bob James(プロデュース、編曲、Fender Rhodes、Oberheim Polyphonic、Synthesizers、Acoustic Piano)、Eric Gale(Electric Guitar on 1,2,4,5,6, solo on 2)、Hiram Bullock(Electric Guitar on 2,3,4 Guitar & Vocal solo on 5)、Neil Jason(Bass on 1,2,4,5)、Steve Khan (Acoustic Guitar on 3)、Richie Resnicoff(Acoustic Guitar on 5,6)、Gary King(Electric Bass on 3.6)、Idris Muhammad(Drums on 4,5,6)、Andy Newmark(Drums on 3)、Steve Gadd(Drums on 1,2)、Jimmy Maelen(Percussion on 1,2,4,5,6)、Ralph MacDonald(Percussion on 3)、David Sanborn(Alto Sax)、Michael Brecker(Tenor Sax solo on 4)、Vocals、Horns & Strings 録音:
1:Rush Hour (6:43) 2:Blue Lick (5:34) 3:Look-Alike (5:33) 4:Big Stone City (5:45) 5:Friends (4:46) 6:Fly Away (6:44) リーダー作通算7作目。 明るくさわやかな作風は前作「Touchdown」同様でお勧め。 |
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Strokin' /Richard Tee 1979
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ストローキン
LP: Tappan-Zee Records, Inc. JC-35695(1979年) CD: |
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Producer :Bob James 4(B-1):I Wanted It Too(Ralph MacDonald, William Salter) 5:02 |
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H /Bob James 1980
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LP:
・Tappan-Zee Records, Inc. 45971(1980) CD: |
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Bob James(プロデュース、編曲、作曲、Piano、Fender Rhodes、Oberheim Polyphonic Synthesizers)、
Gary King(Electric Bass)、Buddy Williams(Drums)、Hiram Bullock(Electric Guita、Solo on 4)、Bruce Dunlap(Acoustic guitar on 6、Solo on 1)、Grover Washington Jr.(Soprano Sax、Tin Whistle)、Airrto Moreira(Percussion on 1,6)、Leonard "Dr." Gibbs(Percussion on 4)、David Brown(Acoustic Guitar on 5、Solo on 2)、Liberty DeVitto(Drums on 2,5)、Doug Stegmeyer(Bass on 2,5)、Ralph MacDonald(Percussion on 5) Strings Concertmaster:David Nadien Trumpets:Jon Faddis、Randy Brecker、Mike Lawrence、Danny Cahn Trumborn:Barry Rogers、Paul Faulise、Jim Pugh Woodwinds:George Marge、Phill Bodner、Eddie Daniels、Romeo Penque、Jerry Dogion Strings Concertmaster:David Nadien Violins:Lewis Ely、Barry Finclair、Jan Mullen、Regis Iandiorio、Max Ellen、Marvin Morgenstern、Matthew Raimondi Violas:Al Brown、LaMar Alsop Cellos:Charles Mc Cracken、Jonathan Abramowitz 録音: 1:SnowBird Fantasy (7:07) 2:Shepherd's Song (6:43) 3:Brighton By The Sea (5:37) 4:The Walkman (6:18) 5:Thoroughbred (7:23) 6:Reunited (5:44) Tappan-Zee レーベルでの Bob James リーダー作3作目。 通算では8作目(「H」はアルファベットで8番目)。 アーティストを大量投入して作り込むと言う手法は CTIレーベル の頃と同じままです。 作風にさらに磨きがかかっていておすすめです。 Grover Washington Jr. は、3曲目「Brighton By The Sea」、6曲目「Reunited」のソプラノSaxソロをとっています。 70年代は CTIレーベル 内で競演が多かったという事もあり、 Bob James と Grover Washington Jr. の目指す方向性は同じように思いますが、1978年に CTIレーベル が無くなった後、所属するレーベルが違ってしまった事もあるためか、それぞれのリーダー作の作風に微妙な差が生じ始めます。 同じ1980年に発表された Grover Washington Jr. の代表作「Winelight」は80年代以降のフュージョンの方向性を明確に示した名作ですが、それと聞き比べてみるのも面白いかもしれません。 |
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One on One /Bob James & Earl Klugh 1979
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LP:
・Columbia Records 36241 CD: |
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1:Kari 6:30 2:The Afterglow 6:33 3:Love Lips 6:38 4:Mallorca 4:49 5:I'll Never See You Smile Again 5:28 6:Wedding River 5:22 7:Jazz Jam 3:01 癒し系クロスオーバー(フュージョン?)の傑作。 |
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Sign of the Times /Bob James 1981
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LP:
・Tappan-Zee Records, Inc. 37495 CD: |
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Two of a Kind /Bob James & Earl Klugh 1982
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LP:
・Manhattan Records 12244 ・EMI 12244 CD: |
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Hands Down /Bob James 1982
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LP:
・Tappan-Zee Records, Inc. FC-38067 ・Columbia Records 45974 CD: |
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