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Native Son ネイティブ・サン |
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グループ(1978 - 1987) 編集中
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1975年頃より盛り上がリ始めた日本のクロスオーバーは、当初はロック・ポップス系アーティスト達が多く活躍していたと言われていますが、実は1970年代初頭より、日本にも「ジャズロック」と言われている分野の音楽やクロスオーバーを実践しようとするジャズ系アーティスト達がいました。 実験的な作風のものを含め、興味深い作品がいくつも残されているようです。 一部のアーティストはアメリカに渡って腕を磨き、ジャズや1970年代後半以降のクロスオーバー〜フュージョンブームを支えました。 つまり、日本のクロスオーバーにもジャズからのアプローチと、ロック・ポップスからのアプローチの双方があったわけです。 この二つがあったからこそバラエティー豊かで質の高い作品群が残されのだと思います。 「Native Son」というグループは、1970年代後半にピークを迎えたクロスオーバーのブームに、満を持してここ日本に登場した実力派のバンドと言う事で、70年代クロスオーバーにおいて重要な存在と言えます。 現在でもコアなファンが多いようです。 ここでは Native Son 名義のアルバムだけでなく、70年代初頭より競演の多かった Native Son の主要メンバー(本田 竹曠 氏・峰 厚介 氏・福村 博 氏・村上 寛 氏)のリーダー作や出演作の一部も紹介させていただき、グループ結成に至る道のりの検証をわずかなながらも試みたいと思います。 これにより、70年代後半の日本のクロスオーバーのブームには、王道とも言えるジャズからのアプローチ作品が早くからあったと言う事や、各メンバー達はクロスオーバー作品だけでなく元々のフィールドであるジャズも同時に実践していたと言う事、さらには、1960年代よりアメリカのジャズ系アーティストとの競演実績が豊富だった大御所 渡辺 貞夫 氏の存在の大きさなども同時に見えてきます。 2011年(平成23年)6月8日 |
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Dancing Mist〜Masabumi Kikuchi In Concert /菊地 雅章 1971 | |||||
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ダンシング・ミスト 〜 菊地雅章 イン・コンサート /菊地 雅章(きくち まさぶみ) LP: ・ (1971年) CD: |
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菊地 雅章(Piano、Electric Piano)、峰 厚介(Soprano sax、Perc)、菊地 雅洋(Organ、Electric Piano)、池田 芳夫(Acoustic Bass)、村上 寛 (Drums)、岸田 恵二(Drums) 録音:1970年11月13日 東京 産経ホールにてライブ録音 1:Dancing Mist (Masabumi Kikuchi) (26:21) 2:Yellow Carcass In The Blue (Masabumi Kikuchi) (19:31) Pianoの 菊地 雅章 氏(1939 - )は日本においていち早くエレクトリック・ジャズを実践した日本を代表するジャズ系アーティスト。 1970年代以降は Giil Evans オーケストラでも存在感の大きかった人で、Mils Davis との競演もあったという噂があるようです。 菊地 雅章 のオリジナル作品によるライブ録音盤(ジャズ作品、2009年に初CD化)。 2キーボード、2ドラムの体制は、翌年1972年の 菊地 雅章 氏の傑作「ヘアピン・サーカス」と同じです。 1978年結成の Native Son の主要メンバーである、村上 寛 氏と 峰 厚介 氏はこの頃から競演歴があったんですね。 このお二人は 峰 厚介 氏のグループで近年も競演が続いています。 |
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Hairpin Circus /菊地 雅章 1972 | |||||
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ヘアピン・サーカス /菊地 雅章(きくち まさぶみ) LP: ・CBS/Sony SOPW 21 (1972年) CD: |
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菊地 雅章(Piano、Electric Piano)、菊地 雅洋(Organ)、峰 厚介(Soprano sax)、鈴木 良雄(Acoustic Bass・Electric Bass)、日野 元彦(Drums)、中村 よしゆき(Drums) 録音:1972年2月24日 1:Circus ( ヘアピン・サーカスのテーマ ) 2:For Travelers 3:Luna Eclipse 〜 Lamentation 4:Pierrot's Samba ( ピエロのサンバ ) 5:Yellow Carcass In The Blue 6:Provincial 7:Sadness 8:Circus 〜 No Trace このアルバムは西村潔 監督の映画「ヘアピン・サーカス」のサウンドトラックとして製作されたものですが、このアルバム単体でも価値ある傑作アルバムとの誉れ高い作品のようです。 作風としてはエレクトリック・ジャズで、曲調は前衛的。 全編、左右に分かれた2キーボード、2ドラムで演奏されており、独特のグルーブ感に満たされています。 ベースも含め、リズムがかなり強力。 その中でソプラノサックスの 峰 厚介 氏 が見事なソロをとっています。 峰さんは当時27〜28歳頃だと思いますが、その演奏はすでに熟練の域に達しているとも言える見事なものばかりです。 超お勧めアルバム。 ちなみに、映画本編にはジャズシンガーの 笠井紀美子 さんが出演されているようです。 |
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This is Honda /菊地 雅章 1972 | |||||
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ジス・イズ・ホンダ /本田 竹曠 LP: ・トリオ PA7005 (1972年) CD: |
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本田 竹曠 ( 本田竹広 ・Piano,)、鈴木 良雄(Bass)、渡辺 文男(Drums) 録音:1972年3月14日 1:You Don't Know What Love Is 2:Bye Bye Blackbird 3:'Round Midnight 4:Softly, As In A Morning Sunrise 5:When Sunny Gets Blue 6:Secret Love |
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Sadao Watanabe /渡辺 貞夫 1972 | |||||
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ペイサージュ /渡辺 貞夫 LP: ・CBS/Sony SOPW 21 (1972年) CD: |
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渡辺 貞夫(Sopranino sax、Alto sax、Sn)、菊地 雅章(Piano、Key)、Gary Peacock(Bass)、富樫 雅彦(Perc)、村上 寛 (Drums) 録音:1971年6月22日 1:Paysages 1 & 2 2:Out-Land ( Out Land ) 3:Space Is Not A Place 4:Green Air 5:Provincial |
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Satin Doll /笠井紀美子 with Gil Evans 1972 | |||||
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サテン・ドール /笠井紀美子 ウィズ・ギル・エバンス(ギル・エヴァンス) LP: ・CBS/Sony (1972年) CD: |
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笠井 紀美子(かさい きみこ・Vo)、Gil Evans(Arrange、Conductor、Piano、ElectricPiano)、Marvin Peterson(マービン・ピーターソン、Trumpet)、福村 博(ふくむら ひろし・Trumborn)、宗清 洋(Trumborn on "1,6,7,9")、峰 厚介(Alto sax、Soprano sax)、Billy Harper(ビリー・ハーバー、Tenor sax、Flute)、高柳 昌行(たかやなぎ まさゆき・Guitar)、鈴木 良雄(すずき よしお・Bass)、中村 よしゆき(Drums) 録音:1972年6月26日、6月29日 1:Day By Day 5:14 2:Poor Butterfly 3:36 3:Bye Bye Blackbird 2:54 4:I Fall In Love Too Easily 3:06 5:Satin Doll 3:52 6:I'm Walkin' 5:47 7:When Sunny Gets Blue 3:25 8:There Will Never Be Another You 3:40 9:Good-bye 3:52 ジャズボーカリスト 笠井 紀美子 氏 と、Gil Evans 氏(ギル・エバンス・1912 - 1988年・カナダ出身・作曲,編曲)のセッションアルバム。 Gil Evans 氏は基本的にジャズ系の人で、先進的な編曲者として、没後20年以上を経過した今も世界中のアーティストやファン達から尊敬を集めており、その偉大な軌跡をここで語るのはとても無理。 概要はこちらを参照して下さい → 「ギル・エヴァンスWikipedia」(外部サイト) 1940年代後半より60年頃までに行った Mils Davis 等との共同作業は有名です。 Gil Evans は70年代以降はジャズからロックへのアプローチという形で音楽的な融合の試みを積極的に行っていましたが、このアルバムは完全なジャズ作品です。 Gil Evans はアレンジを中心に活動していたアーティストで、自分のリーダー作でもピアノやキーボードを演奏する事がそれほど多くなかったのですが、このアルバムではほぼ全曲で伴奏しているようです。 笠井 紀美子 氏のボーカルはハスキーで艶もあってかなり本格的です。 今もコアなファンが多いというのもうなづけます。 バックをつとめるメンバーは日米混成となっており、それぞれの演奏もレベルが高く、とても格調高いボーカル作品に仕上がっています。 40年近く前の録音ながら復刻CDの音質は素晴らしく、演奏内容は本格的なので古さを微塵も感じさせません。 驚異的。 お勧めアルバムです。 ちなみに、峰 厚介 氏(当時27〜28歳頃)はこの頃はテナーではなくアルトsaxを吹いていたようで、1曲目「Day By Day」、8曲目「There Will Never Be Another You」でアルトsaxのソロ、3曲目「Bye Bye Blackbird」でソプラノsaxのソロをとっています。 |
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菊地雅章 with Gil Evans Orchestra /菊地雅章 with Gil Evans Orchestr 1972 | |||||
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菊地雅章 ウィズ・ギル・エバンス・オーケストラ LP: ・日本フォノグラム 28JD 10138(1972年) CD: |
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Produced: 録音:1972年7月5日 Gil Evans(Arrange、Conductor、Piano、Ring-modurator)、菊地 雅章(きくち まさぶみ・Piano)、Billy Harper(Tenor sax、Flute、Chime)、Marvin Peterson(Alto sax、Flute)、峰 厚介(Alto sax、Soprano sax)、鈴木 重男(Alto sax、Flute)、篠原 国利(Trumpet、Flugelhorn)、鈴木 武久(Trumpet、Flugelhorn)、多戸 幾久三(Tuba)、山本 直(Flugelhorn)、松原 千代繁(Flugelhorn)、宗清 洋(Trumborn)、中沢 忠孝(Bass Trumborn)、衛藤 幸雄(Piccolo、Alto Flute、Bass Flute)、中川 昌三 (Piccolo、Alto Flute、Bass Flute)、旭 孝(Piccolo、Alto Flute、Bass Flute)、高柳 昌行(Guitar)、中牟礼 貞則(Guitar)、江藤 勲(Bass)、鈴木 良雄(Bass)、山口 浩一(Timpani)、高橋 みち子(Vib、Marimba)、宮田 英夫(Perc)、中村 よしゆき(Drums)、富樫 雅彦(Drums) 1:Ictus 2:Thoroughbred 3:Priestess 4:Love In The Open 5:驟雨(Drizzling Rain) 6:ElevenCry Of Hunger 7:Love In The Open (take 2) |
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Open Road /渡辺 貞夫 1973 | |||||
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オープン・ロード /渡辺 貞夫 LP: ・CBS/Sony SOPW 43 〜 44 (1973年) CD: |
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渡辺 貞夫(Sopranino sax、Alto sax、Flute)、大野 俊三(Trumpet, flh)、福村 博(Trumborn)、峰 厚介(Tenor sax、Soprano sax)、本田 竹曠 ( 本田竹広 ・Piano, key)、鈴木 良雄(Bass)、渡辺 文男(Drums)、今村 裕司(Per)、Strings 録音:1973年5月2日 1:Birds 2:Morning 3:Pastel 4:Morning 5:Flowing 6:Intersection 7:Jua Song 8:Tanza Frills 9:Echo 10:Kaleidscope 11:Love Song 12:Open Road 13:Felicidade ? O Nosso Amor 渡辺 貞夫 氏のリーダー作。 1970年代後半のクロスオーバーグループ Native Son の主要メンバー3人がこのセッションに参加しています。 このうち 本田 竹曠 (本田竹広)氏は、この頃から 渡辺 貞夫 グループの一員としても活動していたとの事です。 トランペットの 大野 俊三 氏 はこの後アメリカに渡り、Gil Evans オーケストラでも活躍したアーティストです。 |
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East Wind /菊地 雅章 1974 | |||||
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イースト・ウィンド /菊地 雅章 LP: ・ (1974年) CD: |
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菊地 雅章(きくち まさぶみ・Acoustic Piano)、日野 皓正(ひの てるまさ・Trumpet)、峰 厚介(みね こうすけ・Tenor sax)、Juni Booth(Acoustic Bass)、Eric Gravatt(Drums) 録音:1974年7月3日 録音:東京 ビクター・スタジオ 1(A面):East Wind (Masabumi Kikuchi) (19:59) 2(B面):Green Dance (Masabumi Kikuchi) (24:54) 菊地 雅章 氏のリーダー作。 アコースティックなジャズ作品で、LPレコードのA/B面でそれぞれ20分超の1曲づつ収録という力作です。 管のお二方(日野 皓正 氏・峰 厚介 氏)も見事なソロを披露しています。 |
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Out Of Chao /峰 厚介 1974 | |||||
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アウト・オブ・ケイオス /峰 厚介 LP: ・ (1974年) CD: |
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峰 厚介(Tenor sax)、菊地 雅章(きくち まさぶみ・Piano)、岡田 勉(おかだ つとむ・Bass)、日野 元彦(ひの もとひこ・Drums) 録音:1974年7月15日・30日 1:Recollection ( 回想 ) (12:06) 2:Little Abi (9:36) 3:Cross Wind (17:53) 峰 厚介 氏のリーダー作(当時29〜30歳頃)。 クロスオーバーではなく、ジャズ作品のようです。 CDでは入手困難なようですが、AppleのiTunesストアで購入可能(2011年現在)。 |
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Hot Shot /福村 博 1974 | |||||
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ホット・ショット /福村 博 LP: ・Morning AM 28-2 (1974年) CD: |
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福村 博(Trumborn)、Kenny Kirkland(Key)、Mark Grey(Key)、Barry Finnerty(Guitar、Key)、Anthony Jackson(Bass)、Steve Ferrone(Drums)、Sammy Figueroa(Perc)、Civille Thomas(Vo) 録音:1974年 |
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Swiss Air /渡辺 貞夫 1975 | |||||
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スイス・エアー /渡辺 貞夫 LP: ・Sony SOPN 159 (1975年) CD: |
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渡辺 貞夫(Sopranino sax、Alto sax、Flute)、本田 竹曠(本田 竹広・Electoric Piano)、河上 修(Bass)、守新 治(Drums) 録音:1975年7月18日 1:Masai Steppe 2:Tanzania-e ( Tanzaniae ) 3:Sway 4:Way 5:Pagamoyo |
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Mbali Africa /渡辺 貞夫 1975 | |||||
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ムバリ・アフリカ /渡辺 貞夫 LP: ・CBS/Sony SOPW 27 〜 28 (1975年) CD: |
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渡辺 貞夫(Sopranino, A-Sax, Perc, Vo)、日野 皓正(Trumpet, Perc, Vo)、本田 竹曠(本田 竹広・Electoric Piano)、鈴木 勲(Bass, Perc)、日野 元彦(Drums, Conga)、富樫 雅彦(Perc)、岡沢 章(Electric Bass)、宮田 英夫(Tenor sax, Perc)、渡辺香津美 (Guitar) 録音:1974年9月20日 1:Ita ( Calling ) 2:Bahari Pwani 3:Jambo Bwana 4:Afro-Talk ( Afro Talk ) 5:Hip-Talk ( Hip Talk ) 6:Tanzania-Yako ( Tanzania Yako ) 7:Tanu Song 8:Masai Song ? Masai Steppe 9:Tanzania-e ( Tanzaniae ) ? Funky Tanzanian 10:Saba Saba 11:Habari Yako 12:Mbali Africa 13:Tanzania-e |
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Pamoja /渡辺 貞夫 1975 | |||||
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パモジャ(ライブ盤) /渡辺 貞夫 LP: ・日本フォノグラム 32JD 10047 (1975年) CD: |
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渡辺 貞夫(Alto sax、Flute)、福村 博(Tromborn)、増尾 好秋(Guitar)、本田 竹曠(本田竹広・Piano)、鈴木 勲 (Bass)、村上 寛(Drums)、富樫 雅彦(Perc) 録音:1974年10月27日 1:Vichakani 2:Musitoni 3:Pamoja 4:Every Time We Say Goodbye |
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東京コンサート1976(TokyoConcert 1976) /Gil Evans 1976 | |||||
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東京コンサート1976 /ギル・エヴァンズ LP: ・ (1976年) CD: |
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Gil Evans(Piano、Electric Piano、Arrange)、Lew Soloff(Trumpet)、篠原 国利(Kunitoshi Shinohara・Trumpet)、Tom Malone(Trumborn、Synth)、Pete Levin(Furyugeruhon、Synth、Organ)、George Adams(Tenor sax、Flute)、峰 厚介(Tenor sax)、Bob Stewart(Tuba)、川崎 燎(Ryo Kawasaki、Guitar)、Keith Loving(Guitar)、Jeff Berlin(Bass)、Sue Evans(Drums)、Warren Smith(Perc) 録音:1976年5月24日・6月8日 東京・中野サンプラザホール 1:Amanda 11:29 2:Orange Lady 7:06 3:Stratusphunk 15:49 Gil Evans オーケストラの来日公演ライブ。 ジャズとロックの融合を実践していた Gil Evans 氏の当時の特色がよく聴き取れる内容です。 ジャズビッグバンドなのですが、一部の楽器(Key、Guitar、Bass)がエレクトリック、アレンジやブラスの音色が独特で、個性豊かな Gil Evansオーケストラの演奏が楽しめます。 このアルバムでは素晴らしいソロばかりで、1曲目「Amanda」ではトロンボーンのTom Malone 、ギターの川崎 燎(かわさき りょう) 氏、2曲目「Orange Lady」ではテナーサックスの George Adams 氏、3曲目「Stratusphunk」では ギターの川崎 燎 氏 、トランペット(演奏者不詳)のソロが聴けます。 特に 川崎 燎 氏のソロは1曲目「Amanda」ではアバンギャルドながらも色彩鮮やか、3曲目「Stratusphunk」ではブルース調と、曲の個性に合わせた演奏で聴かせてくれます。 Gil Evans オーケストラの演奏で聴ける各ミュージシャンのソロは時間が長めのものが多いのではないかと思いますが、1曲目の川崎 燎 氏のソロはなんと約4分。 しかし、途中全く中だるみがなく一気に聴かせてくれます。 しかも聴くほどに味わいが増す素晴らしいソロ。 一聴の価値あり。 川崎 燎 氏は1974年に渡米し、このライブが行われた1976年当時は Gil Evans オーケストラに在籍しており、日本からの参加というよりも楽団メンバーとしての参加、しかも渡米後初の凱旋帰国だったと言う事です。(2010年復刻CDの 川崎 燎 氏によるライナーノーツより) 川崎 燎 氏ついての詳細はこちら参照ください →川崎 燎 Wiki (外部サイト) 同じ時期、David Sanborn 氏も同楽団のアルバムに度々登場しているのですが、このアルバムには参加していません。 峰 厚介 氏も一時渡米していたのとの情報がありますが、このアルバムでは楽団メンバーの一員と言う事なのでしょうか? メンバーにクレジットはありますが、このアルバムではソロは収録されていないように思います。 聴き応え十分の3曲が収録されていますが、実際のライブではもう少し多くの曲が演奏されていたと思うので、せめてあと1〜2曲多いとありがたかった気がします。 とはいえ、良質なアルバムと言う事でお勧めです。 2010年復刻のCDライナーノーツには、川崎 燎 氏の渡米当時のいろいろなエピソードや Gil Evans 氏の暖かい人柄などについて詳細に書かれていて、貴重な時代の証言ともなっています。 |
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Solid /峰 厚介 1976 | |||||
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ソリッド /峰 厚介 LP: ・ (1976年) CD: |
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峰 厚介(Tenor sax、Soprano sax)、益田 幹夫(key)、望月 英明(Bass)、倉田 在秀(呉在秀・Drums) 録音:1975年10月29日(ライブ録音) 1:You Make Me So Sad (22:10) 2:Expectation (11:37) 3:Search For Peace (11:55) エレキ・サックス(マイクで拾った音を電気的に処理)と、シンセサイザーの組み合わせによる、ジャズからのアプローチによるクロスオーバー作品。 当時のジャズマン達にとっては、マイルス・デイヴィスからの影響がとても大きかったと聞いた事がありますが、このアルバムも、作風から言って70年代エレクトリック・マイルス・サウンドを意識しているのでは?と想像します。 エレキサックスの音色が、時々ミュートのトランペットのように聴こえるのが面白い。 ソロをとる2つの楽器がエレクトリックなのですが、アコースティック・ベースとの組み合わせになっていてジャズ的な雰囲気も漂っています。 |
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Sunshower /峰 厚介 1976 | |||||
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サンシャワー /峰 厚介 LP: ・ (1976年) CD: |
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峰 厚介(Tenor sax、Soprano sax)、益田 幹夫(key)、安川 ひろし(Guitar)、望月 英明(Acoustic Bass)、倉田 在秀(呉在秀・Drums)、宮田 英夫(Perc) 録音:1976年2月9〜10日 1:We Got Our Dance (10:14) 2:I Know Where You Come From (10:10) 3:Sunshower (10:06) 4:Expectation (10:12) ジャズからのアプローチによるクロスオーバー作品。 全偏エレクトリックサウンドでクロスオーバーなのですが、メンバーにジャズ系アーティストが多いからなのか、どこかジャズ的な雰囲気が漂っています。 前作「Solid(ソリッド)」とほぼ同じメンバーとコンセプトによるアルバムですが、こちらはスタジオ録音のようです。 ギターが加わっているのが大きな違いです。 テーマのメロディーとアレンジが面白い1曲目「We Got Our Dance」のグルーブ感は格別。 この曲の雰囲気は当時としては実験的なものだったのではないかと想像しますが、今聴いても古さから来る陳腐さや力んだ感じはなく、かなりカッコ良く仕上がっています。 超お勧め。 あえてアコースティック・ベースなのも良く、峰 厚介 氏・安川 ひろし 氏のソロも素晴らしい。 3曲目「Sunshower」はファンク色が濃いジャズと言った感じ、4曲目「Expectation」は、時代のニオイがほどよく伝わってくる良質なバラードです(前作「Solid(ソリッド)」の2曲目と同じ曲ですが、違う演奏です)。 全編通して良いソロが揃っていますが、峰 厚介 氏と安川 ひろし氏のソロの素晴らしさは特筆もの。 ギターの 安川 ひろし氏については、私は個人的にあまり存じ上げないアーティストなのですが、他のアルバムでの演奏も聴いてみたくなりました。また、1曲目「We Got Our Dance」で特に感じますが、カッティングギター・ドラム・ベースの織りなすリズムの独特のグルーブ感・高揚感はとても素晴らしいと思います。 峰 厚介 氏は1曲目・3〜4曲目で ソプラノサックスの音を電気的に変えて使用(エレキ・サックス)しています。 前作「Solid(ソリッド)」同様、時々ミュートのトランペットのように聴こえるのが面白い。(2曲目ではテナー) 個人的には2曲目にのみ、アレンジ(というかKeyの伴奏)に時の経過を感じてしまいますが、その他はなかなかの秀作が揃ったお勧めアルバムという感想です。 ジャケットデザインは、拡大してよく見ないとわからないのですが、雨にぬれたガラス越しに晴れた風景が見えると言う絵でとても良いセンス。 2011年現在、CDでは入手困難なようですが、AppleのiTunesストアで購入可能。 |
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渡辺貞夫リサイタル(Recital) /渡辺 貞夫 1976 | |||||
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リサイタル /渡辺 貞夫 LP: ・日本フォノグラム PHCE 4131 (1976年) CD: |
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渡辺 貞夫(A-Sax, Flute)、峰 厚介(みね こうすけ・Tenor sax)、福村 博(ふくむら ひろし・Tromborn)、渡辺 香津美(わたなべ かづみ・Guitar)、本田 竹曠(本田竹広・ほんだ たけひろ・Piano、Key)、岡田 勉(おかだ つとむ・Bass) 、岡沢 章(おかざわ あきら・Electric Bass)、守 新治(もり しんじ・Drums)、富樫 雅彦(とがし まさひこ・Perc) 録音:1976年10月19日・東京郵便貯金ホール(ライブ録音) 1:Pastoral 9:27 2:Burning Burning 7:23 3:Hitting Home 6:14 4:Matahari Terbenam 2:40 5:Hiro 8:01 6:Old Photograph 7:37 7:Wana Tanzania(アフリカ民謡) 0:34 8:Maraica(アフリカ民謡) 9:52 9:Theme From My Dear Life 1:50 名盤と名高い 渡辺 貞夫 氏のリーダー作(ライブ録音)。 この後1970年代後半以降に、日本のクロスオーバー/フュージョンを引っ張っていくアーティストが多く演奏に加わっていますが、ほとんどがまだ20〜30歳代とお若く、イキイキとしたライブ録音盤となっています。(ただし、ナベサダ氏は当時42〜43歳頃とベテランの年齢) 分類としてはジャズ寄りのクロスオーバー作品だと思いますが、ジャズをベースにしたブラジル音楽風の曲あり、アフリカ土着風の曲ありと、ナベサダサウンド満載です。 ナベサダ氏のクロスオーバー系の曲は浅く聴くと耳当たりがよく親近感の持てる美しい曲が多いのですが、実は良く聴くと楽譜が無茶苦茶難しそうな曲が多いのでは?と言う気がします。 そんな中、各アーティストはお若いながらも素晴らしいソロを聴かせてくれます。 ベースはエレキとアコースティックの2ベース体制のようです。(曲によって使い分けているか?) 良い曲と、豪華メンバーによる良いソロが多いのですが、特にボサノバ風の3曲目「Hitting Home」は、ハーモニーが美しいテーマ部と、峰 厚介 氏と 本田 竹曠 氏のソロが本当に素晴らしい。 峰 厚介 氏のテナーサックスのソロはストーリーがあるとも言える珠玉のソロ、音色も美しく馬力があります。 本田 竹曠 氏のピアノのソロもストーリーがあって本当に美しい。 リズム陣も素晴らしいグルーブ感を作っていて、アコースティック・ベースが良く合っています。 超お勧めアルバムです。 |
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My Dear Life /渡辺 貞夫 1977 | ||||||
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(Review はまだありません)
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マイ・ディア・ライフ LP: ・Inner City 6063 (1977年) CD: |
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渡辺 貞夫(Sopranino, A-Sax, Flute)、Lee Ritenour(Guitar)、Dave Grusin(Piano, Key)、Chuck Rainy(Electric Bass)、Harvey Mason(Drums)、Steve Forman(Per)、福村 博(Trumborn) 録音:1977年4月・6月 |
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Another Departure /本田 竹曠 1977 | |||||
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アナザー・デパチャー /本田 竹曠 LP: ・ (1977年) CD: |
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本田 竹曠(Piano、Key)、Ron Carter(Bass)、Tony Williams(Drums) 録音:1977年5月2〜3日 1:Calypso Street 2:Spirits Flow 3:Wonder 4:Longing 5:Puddle |
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Reaching For Heaven /本田 竹曠 1977 | |||||
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リーチング・フォー・ヘブン /本田 竹曠 LP: ・ (1977年) CD: |
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本田 竹曠(Piano、Key)、Ron Carter(Bass)、Tony Williams(Drums) 録音:1977年5月2〜3日 1:Ostinato 2:Little B's Poem 3:Lazy Dream 4:Beautiful Love 5:You Are My Heart's Delight 6:Peace |
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It's Great Outside /本田 竹曠 1978 | |||||
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イッツ・グレイト・アウトサイド /本田 竹曠 LP: ・ (1978年) CD: |
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本田 竹曠(Electric Piano、Piano、Clavinet、Organ)、Will Boulware(Organ)、増尾 好秋(ますお よしあき・Guitar)、Cornell Dupree(Guitar)、Anthony Jackson(Bass)、Steve Jordan(Drums)、Ray Mantilla(Conga、Perc) 録音:1978年3月31日、4月1〜2日 1:I'll Become The Child 2:It's Great Outside 3:With Our Soul 4:Son Song 5:Lin's Garden Blues 6:When The Sun Comes Up 7:I'll Be Honest With You 8:Dear Friend |
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村上寛 & Dancing Sphinx /村上 寛 1978 | |||||
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村上寛 & ダンシング・スフィンクス /村上 寛 LP: ・ (1978年) CD: |
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村上 寛(Hiroshi Murakami・drums)、杉本 喜代志(Kiyoshi Sugimoto・Guitar)、峰 厚介(Kohsuke Mine・Sax)、益田 幹夫(Mikio Masuda・key)、笹路 正徳(Masanori Sasaji・key)、川端 民生(Tamio Kawabata・Bass) 録音: 1:I'll Become The Child 2:It's Great Outside 3:With Our Soul 4:Son Song 5:Lin's Garden Blues 6:When The Sun Comes Up 7:I'll Be Honest With You 8:Dear Friend |
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Hunt Up Wind /福村 博 With 渡辺 貞夫 1978 | |||||
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ハント・アップ・ウィンド /福村 博 With 渡辺 貞夫 LP: ・ (1978年) CD: |
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福村 博(Trumborn)、渡辺 貞夫(Alto sax, Flute、Sn)、Cornell Dupree(Guitar)、Don Grusin(Piano、Key)、Chuck Rainey(Electric Bass)、Harvey Mason(Drums)、Paulinho Da Costa(Perc) 録音:1978年6月25日 渡辺 貞夫 リーダー作「California Shower」(1978年3月・5月)と録音時期が近く、メンバーの一部、リズム陣が共通しています。(Chuck Rainey、Harvey Mason、Paulinho Da Costa) |
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Hip Seagull /日野 皓正 1978 | |||||
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ヒップ・シーガル /ひの てるまさ LP: ・ (1978年) CD: |
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日野 皓正(Trumpet)、峰 厚介(Tenor sax、Soprano sax)、益田 幹夫(Piano、Electric Piano)、John Scofield(Guitar)、Clint Houston(Bass)、ジョージ 大塚(Drums)、日野 元彦(Drums)、Mtume (Perc)、笠井 紀美子(Vo)、Tawatha(Vo) 録音:1978年8月10〜11日、1978年12月15日 |
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Native Son /Native Son 1979 | ||||||
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ネイティブ・サン LP: ・ビクター VDP 5013 (1979) CD: |
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Executive Producer:Syoo Kaneko Producer:Akira Taguchi 本田 竹曠(ほんだ たけひろ)(Fender Rhodes、Piano、Hohnor D-6 Clavinet、Yamaha CP-70、Solina、Celesta)、 峰 厚介(みね こうすけ)(Tenor sax、Soprano sax)、 大出 元信(おうで もとのぶ)(Electric Guitar)、 川端 民生(かわばた たみお)(Electric Bass)、 村上 寛(むらかみ ひろし)(Drums)、 Damio Gomes De Souza(ダミオン・ゴメス・ジ・ソウザ)(Cuiga on "5") 1:Bump Cruising(本田 竹曠) 4:53 |
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クロスオーバー・スーパー・セッション /FM東京の放送 1979年5月 | |||||
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クロスオーバー・スーパー・セッション /FM東京の特別放送 1979年5月3日 |
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1979年5月3日に、FM東京(現・東京FM)の特別番組の「クロスオーバー・スーパー・セッション」という2元生中継の番組があり、結成間もない初期の「Native Son」の演奏が、ライブハウス「新宿ロフト」から生中継されました。 同グループの1st〜2ndアルバムに収録されている曲も数曲披露されています。(Trumbornの 福村 博 氏は加入前) もう一つのグループは、「原宿クロコダイル」というライブハウスから「渡辺香津美グループ」が出演。 これは実質、この直前に1stアルバムを収録したばかりの「KYLYN」バンド(演奏メンバーもほぼ同じ)。 放送の中で渡辺香津美 氏が「今度、KYLYNというアルバムが出ます」と発言しています。 この放送は、ここ日本でクロスオーバーのブームが絶頂期の頃の放送でした。 私はカセットで保存していますが、どちらのグループも非常に熱い演奏で今も愛聴しています。 -------------------------------------------------------------------------------------------------- |
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FM東京 特別番組「ザ・ビッグ・ライブ クロスオーバー・スーパーセッション」(2元生中継) 放送日:1979年(昭和54年)5月3日 Native Son(新宿ロフトより生中継・レポーター:シリア・ポール) 本多 竹曠(Takehiro Honda、Piano, key) 峰 厚介(Kousuke Mine、T Sax, S Sax) 大出 元信(Motonobu Oode、Electric Guitar) 川端 民生(Tamio Kawabata、Electric Bass) 村上 寛(Hiroshi Murakami、Drums) ゲスト(Perc on 08) 渡辺香津美グループ(原宿クロコダイルより生中継・レポーター:小林克也) -------------------------------------------------------------------------------------------------- |
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(→ YouTube「クロスオーバー・スーパーセッション」チャンネル) ※このホームページの画像・文章等は全て転載禁止です。 曲目 01:Bump Crusing(Native Son) →YouTube 02:(話・Native Sonのメンバー紹介) 03:Milestones(KYLYN) →YouTube 04:(話・渡辺香津美グループのメンバー紹介) 05:Windsurfing(Native Son) →YouTube 06:Bleeding & Dreaming(Native Son) 07:(話・新宿) 08:曲目不詳(Native Son+ゲスト) 09:(話・新宿) 10:SEXY LADY(Native Son) 11:(話・新宿) ※"SEXY LADY"のタイトルがまだ未定という話し 12:Sonic Boom(KYLYN) →YouTube 13:(話・原宿) ※"Sonic Boom"のタイトルがまだ未定と言う話し ※6月25日に「KYLYN」というアルバムが出ると言う話し 14:Giant Step(渡辺香津美+増田幹大) 15:(話・原宿) ※Key ここで増田幹夫 氏と矢野顕子 氏が交代 16:Walk and Way of Life(KYLYN) 17:(話・原宿) 18:Tokyo Joe(KYLYN) →YouTube 19:I'll be There(KYLYN) 20:(話・新宿+原宿) 21:Super Safari(Native Son) →YouTube 22:(話・新宿+原宿) 23:曲目不詳(KYLYN) 24:渡辺香津美ソロ 〜 Sabanna Hot-Line(Native Son) →YouTube 25:提供「マクセル」 (2013.06) |
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Savannna Hotline /Native Son 1979 | |||||
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サバンナ・ホットライン/ネイティブ・サン LP: ・ビクター VDP 5014 (1979) CD: |
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Executive Producer:Syoo Kaneko Producer:Akira Taguchi 本田 竹曠(ほんだ たけひろ)(Fender Rhodes、Piano、Hohnor D-6 Clavinet、Hammond B-3 Organ、Yamaha String SS-30、Cowbell、Kayamba)、 峰 厚介(みね こうすけ)(Tenor sax、Soprano sax)、 大出 元信(おうで もとのぶ)(Electric Guitar)、 川端 民生(かわばた たみお)(Fender Bass)、 村上 寛(むらかみ ひろし)(Drums)、 1:Animal Market(峰 厚介) 7:45 |
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Coast To Coast Native Son Live In USA /Native Son 1980 | |||||
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コースト・トゥ・コースト/ネイティブ・サン LP: ・ビクター VIJ 9005 / 9006 (1980) CD: |
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Executive Producer: Producer: 本田 竹曠(Fender Rhodes、Piano、Hohnor D-6 Clavinet、Yamaha CP-70、Solina、Celesta)、 峰 厚介(Tenor sax、Soprano sax)、 福村 博(Trumborn) 大出 元信(Electric Guitar)、 ロミー 木下(ElectricBass)、 村上 寛(Drums)、 1: Wind Jammer |
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> | Native Son(ネイティブ・サン) | |||||
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