Wayne Shorter
Wayne Shorter
ウェイン・ショーター
Wayne Shorter(ウェイン・ショーター) 1933 -
 t-sax, s-sax、作曲、編曲、プロデュース
  • 1933年8月25日 米ニュージャージー州生まれ。 ミシン工場の工員をした後、ニューヨーク州立大学に進み、卒業後1956〜58年の間、海兵隊員として朝鮮戦争に従事(その間隊員として一時的に日本にもいたらしい)、その後Jazzプレーヤーとして活動開始。 1959年(27歳)〜1965年(32歳)までアートブレーキー・ジャズ・メッセンジャーズに在籍、1964年秋(31歳)から1970年春(37歳)はマイルス・デイビスのグループに在籍し、ハービー・ハンコック(Key, Piano)、ロン・カーター(Bass)・トニー・ウィリアムス(Drums)らと共に「黄金のクインテット」と呼ばれていたそうです。 1968年にはJoe Zawinul(ジョー・ザビヌル)がマイルスのグループに加わりましたが、そこで2人が出会ったのでしょう。 それまでも60年代〜70年に数枚のリーダー作を発表していますが、いずれも宇宙的で混沌とした、かなり作り込んだ感じの作風のアルバムだそうで、当時はかなり先鋭的なアーティストとしてみられていたようです。 1970年〜1986年の間 Weather Report に在籍した事で有名ですが、このグループの初アルバム「Weather Report」発表の1971年は37〜38歳の頃で、ミュージシャンとしても脂が乗っていた頃だったのでしょう。
     
     この人はテナーsaxとソプラノsaxを演奏しますが、どちらかというとソプラノsaxによる演奏が比較的多いような気がします。 バリバリのテクニックを駆使して吹きまくるといった感じのソロの取り方はあまりなく、独特の音色で控えめに淡々と唱う人です。 また、ビブラートをあまり使わないという印象が強い
    (使ってはいますが、あまり強くビブラートしない)。 Weather Report在籍時にも数枚のリーダー作を発表していますが、あまり枚数は多くなく、他のミュージシャンとコラボレート作品が多いようです。 数少ないリーダー作の中でも傑作と言われているのは、1975年にブラジルのシンガー・ソングライター、ミルトン・ナシメント(ファルセット=裏声で唱う事が多い)と共演したリーダー作「Native Dancer(ネイティブ・ダンサー、これもソプラノSaxが多い)で、個人的に好きで今でも時々聴きますが、Weather Reportとは全く作風が違い、ほのぼのとした感じのブラジル音楽で、癒し系の1枚です(お勧め)。 その他、ジョニ・ミッチェル、カルロス・サンタナ等とも仕事をしているようです。
     
     70年代後半にはハービー・ハンコック、ロン・カーター・トニー・ウィリアムス のマイルス・バンド「黄金のクインテット」時代のミュージシャン達と共に活動した「VSOP」というモダンJazzのグループでも活動する等、活動の幅がかなり広かったようです。 (V.S.O.Pは日本でも人気が高かったグループです)
     
     Weather Report 解散後は自分のグループを率いて、あるいはソロとしていろいろなJazz系ミュージシャンと演奏活動を行っていて、これまで通算6回も米グラミー賞を受賞しているそうです。 プライベートな部分では、1971年に誕生したお子さんが先天性の重度の障害を持っていて、14歳の時に亡くなってしまうという辛い経験もされているそうです。 関係ないかもしれませんが、ちょうどWeather Reportでの活動時期と重なっています。  
     
     余談ですが、自分のグループで演奏する、1990年代のライブ映像を以前見た事がありますが、その時YAMAHAのソプラノsaxを使っていたのが印象に残っています
    (Jazz系のSax奏者はセルマー製を使う事が多いのですが)

2006(H18)年05月02日掲載

Super Nova /Wayne Shorter 1969
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LP
・  1969

CD
・Blue Note B2-84332 1987

Weather Report 1970〜1986
Wayne Shorter は、Weather Report」名義のアルバム全てに参加しています。 詳しくは「Weather Report」ページまで。
Moto Grosso Feio /Wayne Shorter 1970
 (Review はまだありません)
LP
・Blue Note 84363 1970

CD
・One Way 17373 

Odyssey of Iska /Wayne Shorter 1970
 (Review はまだありません)
LP
・  1970

CD
・Blue Note CDP-84363 1987
・Blue Note 84363 1990

Jaco Pastorius /Jaco Pastorius 1976
(邦題:ジャコ・パストリアスの肖像)
 (Review はまだありません)
LP
・  (1976年)

CD
Epic EK-33949 (1991年)
 

Produced by Bobby Colomby
Jaco Pastorius(作曲、Electric Bass、Strings Arranged on "4")Wayne Shorter(S-Sax on "6")Randy Brecker(Trumpet on "2")Ron Tooley(Trumpet on "2")Peter Graves(Bass trumborn on "2")David Sanborn(A-Sax on "2")Michael Brecker(T-Sax on "2")Howard Johnson(B-Sax on "2")Herbie Hancock(Piano,Key on"2,4,6,8,9")Don Alias(Perc on "2,3,4,6,7,8")Narada Micheal Walden(Drums on "2)Lenny White(Drums on "3,6,8")Bobby Econmou(Drums on "4") 他
録音:1975年9月、10月、12月

Jaco Pastorius の記念すべき1stリーダー作(当時まだ24〜25歳頃)。 デビュー間もない頃のリーダー作にしては、参加ミュージシャンが質量共にもの凄い。 大物も参加しています(Herbie HancockWayne Shorte )。 しかも曲毎に参加メンバーが違うと言う豪華さ。 Jaco Pastorius は1曲目「Donna Lee」、5曲目「Portrait of Tracy」ではフレットレス・ベースによるソロをやっていますが、聴いていて楽しいベースソロと言うのは当時まだ珍しかったはず。 また、4曲目「Kuru / Speak Like A Child」ではストリングスのアレンジも行い、80年代の自己のオーケストラでの活躍を暗示しています。 その他、当時名実共にトップに上り詰めつつあった、David SanbornRandy BreckerMichael Brecker らが2曲目「Come On,Come Over」でブラスアンサンブルを行っており、そのカラーは Brecker Brothers に近いものがあり、短いながらも David Sanborn がソロもやっています。 実に多彩な曲が収録されており、天才 Jaco の個性が発揮された70年代クロスオーバーを代表する名作の1枚。
 

Native Dancer /Wayne Shorter 1975
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LP
・Epic 33418 1975

CD
・Columbia/Legacy CK-46159 1991

V.S.O.P.(The Quintet) /Herbie Hancock 1977
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LP
・Columbia 34976 1977

CD
・Columbia 65462 1997
・Sony International 9654 2001
・Sony Japan 9654 2001

V.S.O.P. Vol. 1 /Herbie Hancock 1977
 (Review はまだありません)
LP
・Columbia 34688 1977

CD

Word of Mouth Jaco Pastorius 1981
 (Review はまだありません)
LP
Warner Brothers 3535 (1981年)

CD
・Warner Brothers MS-3535 (1988年)
 

Jaco Pastorius(作曲、編曲、Electric Bass、Synth、Vo)Wayne Shorter(T-Sax、S-Sax)Michael Brecker(T-Sax)Herbie Hancock(Key)Peter Erskine(Drums)Jack DeJohnette(Drums)Don Alias(Perc)Robert Thomas Jr.(Perc)Hubert Laws(Flute、S-flute)Bobby Thomas(Perc)Toots Thielmans(Hmca)

Othello Molineaux(Steel-drums)Leroy Williams(Steel-drums)Snooky Young(Trumpet)Waren Luening(Trumpet)Chuck Findley(Trumpet)Jim Pugh(Trumborn)William Reichenbach(Trumborn)David Bargeron(Trumborn)Peter Gordon(Frh)John Clark(Frh)George Young(Sax)Tom Scott(Sax)Mary Pastorius(Vo) 他
録音:1980年8月1日〜1981年1月8日

当時まだ29〜30歳頃だった Jaco Pastorius の、晩年の重要な仕事である自己のオーケストラの1stアルバム(全7曲)。 1976年のJaco の1st「Jaco Pastorius」同様に、参加メンバーの質と量がまたもの凄いアルバムです。 Jacoは 1曲目「Crisis」で見事に「危機」を絵画的ともいえる見事なアレンジと演奏で表現していて、Michael Brecker は集団即興的に加わっています。
 

Atlantis /Wayne Shorter 1985
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LP
・ 

CD
・Columbia CK-40055 1985
・Sony 67408 1995
・Sony 67408 2001

Phantom Navigator /Wayne Shorter 1986
 (Review はまだありません)
LP
・ 

CD
・Columbia CK-40373 1986
・Columbia PCT-40373 1990

Joy Ryder /Wayne Shorter 1988
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LP
・ 

CD
・Columbia CK-44110 1988
・Sony 44110 1990
・Tristar 80917 1994

High Life /Wayne Shorter 1995
 (Review はまだありません)
LP
・ 

CD
・Verve 9224 1995
・Polygram 529224 1995

Footprints Live! /Wayne Shorter 2002
 (Review はまだありません)
LP
・ 

CD
・Verve 589679 2002

Alegria /Wayne Shorter 2003
 (Review はまだありません)
LP
・ 

CD
・Verve 543558 2003

Beyond the Sound Barrier /Wayne Shorter 2005
 (Review はまだありません)
LP
・ 

CD
・Verve 000451802 2005

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