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> | 大村 憲司 Kenji Omura | |||||
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Kenji Omura 大村 憲司(おおむら・けんじ) |
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1949-1998 ギター・作曲・編曲・プロデュース
神戸出身、ロック、ブルース、ジャズなどあらゆるジャンルのプレーをこなした伝説のギタリスト。 1998年(平成10年)に、49歳と言う若さで天に召されていますが、高い音楽性で今も根強い人気があるギタリストです。 1969年、ヤマハ・ライト・ミュージックのロック部門で優勝(フォーク部門では「赤い鳥」が優勝)。 1960年代後半に地元神戸でMartin Willwebre (ドラム)、山村隆男(Bass)と共に「カウンツ・ジャズ・ロック・バンド」というトリオで活動、その後アメリカに渡り、サンフランシスコの名門ライブ会場「フィルモア・ウェスト」に日本人として初めて出演。 1971年に帰国、その後、関西のフォークグループ「赤い鳥」(1970-1974年、一時期、深町純(Key)も参加していた? 解散後は「紙ふうせん」「ハイ・ファイ・セット」他に分裂)に1973年まで参加、そこで一緒に活動していた 村上"ポンタ"秀一 と、関西出身のベーシスト 高水健司 と共に「エントランス」というトリオを結成。 大村憲司 は「赤い鳥」では演奏の他に曲の提供も行なっていて、日本のギタリストの中では存在が際立っていたと言う事です。 1974年には「バンブー(Bamboo)」というセッションバンドで活動。 このバンドは、日本ロックの大傑作と言われている「黒船」(1974年)の製作後に「サディスティック・ミカ・バンド」を脱退した 小原 礼(Bass)をはじめ、大村憲司(Guitar)、林 立夫(Drums)、村上"ポンタ"秀一(Drums)、浜口 茂外也(Perc)、今井裕(Key、当時ミカバンドにも在籍)、ジョン山崎(Key、Vo)という、ドラムスとキーボードが2人いると言うセッション・バンドだったとの事。 このグループの目指す音楽性は、各メンバーの思惑がいろいろあったそうですが、ソウル、ブルース等のブラック・ミュージック系のものだったそうで、クロスオーバーブームのはしりとの評価もあるようです。 来日していた カルロス・サンタナ とソニーのスタジオでセッションするという事もあったそうですが、活動期間は1年ほどと短く、ライブ演奏等の録音がほとんど残っていないと言う事です。 その後、1975〜1977年頃にかけては、深町 純(Key)、小原 礼(Bass)、村上"ポンタ"秀一(Drums)、浜口 茂外也(Perc)らとのセッションによる数枚のアルバム(深町 純リーダー作・ 21st センチュリーバンド 他)を残し、同時期1976年には、大村憲司、小原 礼(Bass)の2人が中心となり、村上"ポンタ"秀一(Drums)、是方博邦(Guitar)の4名でブルースベースのバンド「カミーノ」で活動。 その後は国内で多くのセッション(主にポップスが多かった?)を行ないながら1stリーダー作「First Step」(1978年)の発表を始め、海外録音の「Kenji Shock」(1978年)の発表を行ない、1980年代には YMO のサポート・ギタリストとして、国内・海外のツアーに同行するなど、活躍の場を広げていったそうです。 以上は、ネット上の複数のサイト(Wikipedia「大村憲司」 他)や、2005年に発売された「カミーノ」の1976年ライブ録音の2枚の復刻CDライナーノーツ(小原礼 氏、村上"ポンタ"秀一 氏、是方博邦 氏、岡部良雄 氏、井川恭一 氏 他筆)を参考にさせていただきました。 2009(H21)年7月 日掲載 |
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<関連リンク>
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大村健司 氏の1978年リーダー作「First Step」(プロデュース:深町 純)CD化再復刻!! New (2012年6月11日、タワーレコード より) |
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「俺が叩いた。ポンタ、70年代名盤を語る」(書籍) ポンタがドラム越しに見た70年代名盤の裏側 リットーミュージック 刊 (このサイトではアフィリエイトプログラムは一切行っておりません) ■赤い鳥『美しい星』、『祈り』 |
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Count’s Jass Rock Band (1969〜1971年) /カウンツ・ジャズ・ロック・バンド (2005年発売) |
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カウンツ・ジャズ・ロック・バンド(1969〜1971年ライブ録音)
CD: |
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大村 憲司(Guitar、Vo)、山村隆男(Bass)、マーティン・ウィルウェバー(Drums) 当時の日本では革新的なギター・トリオ・サウンド。 ギターはジャズの主役ではなく、ギターという楽器の魅力を最大限に発揮できる音楽を目指したインストゥルメンタル・ジャズ・ロック・バンドだったとの事。 ジャズ・ロックの歴史的名盤と言われる Steve Marcus(Sax)の1969年のリーダー作「 Count's Rock Band」というアルバムに強い影響を受け、このアルバム名を模したグループ名が付けられたと言う事です。 主に、地元神戸で活動していたと言う事です。 詳しくはこちらまで → Bridge INK サイト (このサイトではアフィリエイトプログラムは一切行っていません) |
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エントランス (活動時期:1973年頃〜) | ||||||
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エントランス
大村 憲司(Guitar)、村上"ポンタ"秀一 (Drums)、高水健司(Bass)のトリオ。 活動期間が短く、残念な事に、グループとしての録音は残っていないとの事ですが、五輪 真弓さんのバックバンドとしても活動していたそうです。 |
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冬ざれた街/五輪真弓(ライブ盤) 1974年 | ||||||
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LP: ・ (1974年2月発売) CD: ・ SONY (1990年) |
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ライブのバックメンバーは 深町 純(Key) 、大村 憲司(Guitar)、高水 健司(Bass)、村上ポンタ秀一(Drums)、村岡 健(むらおか・たける/Sax)などの豪華メンバー。 ライブツアーに参加していたと事です。 彼らが本格的なクロスオーバーの活動を始める前の作品と思われますが、この後70年代末頃までにいろいろなセッションで組む事が多かった実力派ミュージシャン達が揃っていたようです。 ネット上でも、五輪真弓の曲やボーカルの素晴らしさに加え、バックの演奏がもの凄いと評価が高いようです。 私もぜひ一度聞いてみたいですが、現在は復刻CDが廃盤のままで入手困難、オークションでもかなりの高値がついているようです、残念。 また深町 純 氏は、この頃から1980年代末頃までの五輪真弓のリーダー作にアレンジャーとしてたびたび加わっているようです。 |
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Bamboo(バンブー) (活動時期:1974年頃) | ||||||
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Bamboo(バンブー)
小原 礼(Bass)、大村憲司(Guitar)、林 立夫(Drums)、村上"ポンタ"秀一(Drums)、浜口 茂外也(Perc)、今井裕(Key、当時ミカバンドにも在籍)、ジョン山崎(Key、Vo)という、ドラムスとキーボードが2人いると言うセッション・バンドだったとの事。 このグループの目指す音楽性は、各メンバーの思惑がいろいろあったようですが、ソウル、ブルース等のブラック・ミュージック系のものだったそうで、クロスオーバーブームのはしりとの評価もあります。 来日していた カルロス・サンタナ とソニーのスタジオでセッションするという事もあったそうですが、活動期間は1年ほどと短く、残念な事に、ライブ演奏等の録音がほとんど残っていないと言う事です。 |
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Introducing /深町 純 1975 | |||||||
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イントロデューシング
LP:PRO-USE SERIES/TOSHIBA EMI LF-91007 1975 (録音:1975年3月〜6月) CD:タワーレコード Tower To The People QIAG-70050 |
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深町 純(アレンジ, Piano, Key, Synth)、村上 "ポンタ"秀一(Drums)、大村 憲司(Guiter)、小原 礼(Bass)、浜口 茂外也(Per) 深町 純 のクロスオーバー作品第1作。 ロック色が濃く、アメリカ製のクロスオーバーには見当たらない独特の個性を放っている秀作。 全曲ボーカルなし、インストゥルメンタル・ロックとの指摘もありますが、完全なロックではなく、やはりクロスオーバー。 日本における初めての本格的クロスオーバーアルバムと言って良いかもしれません。 |
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六喩(ろくゆ) /深町 純 & 21st センチュリーバンド 1975 | ||||||
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ろくゆ LP:TOSHIBA EMI ETP-72100 1975 (録音:1975年6月22日〜8月21日) CD:ソニーミュージック MHCL1556(2009年9月9日発売) |
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深町 純(アレンジ, Piano, Key, Synth)、村岡 健(むらおか・たける/Electric Sax)、村上 "ポンタ"秀一(Drums)、大村 憲司(Guiter)、小原 礼(Bass)、浜口 茂外也(Per) 1(A-1):迷宮(Meikyu)(深町 純) 5:52 2(A-2):波照間(Hateruma)(深町 純) 6:52 3(A-3):真空(Shin-Ku)(大村 憲司) 9:62 4(B-1):六喩(Rokuyu)(深町 純) 19:39 日本のクロスオーバー初期(あるいはインストゥルメンタル・ロック)の隠れた名作。 「Introducing」の製作直後、同じメンバーにサックス(村岡 健)が加わって製作されています。 アルバムを通して1つのメッセージを伝えようとしている「プログレッシブ・ロック」とも言えるような構成(ボーカルなし)。 現在から30年以上も前(1975年)の作品ながら、けっして陳腐化しておらず、当時この日本でこのような斬新で良質な音楽的試みが行なわれていたというのは本当に驚異。 日本の音楽文化をもっと世界に誇っても良いという事ではないでしょうか。 |
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MINAKO /吉田 美奈子 1975 | ||||||
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(Review はまだありません)
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LP: 1975 CD: |
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プロデュース:村井 邦彦 吉田 美奈子(作詞、作曲、Vocal、Background Vocals)、有馬 すすむ(編曲、Key)、佐藤 博(作曲、編曲、Key)、よしはら まきこ(Key)、村上"ポンタ"秀一(Drums)、高水 健司(Bass)、細野 晴臣(Bass、Acoustic Guitar)、 伊藤 銀次(Guitar)、大村 憲司(Guitar)、松木 恒秀(Guitar)、山下 達郎(Guitar)、鈴木 茂(Electric & Acoustic Guitar)、浜口 茂外也(Perc、Flute)、村岡 健(むらおか たける・Sax)、新井 英治(Trumborn)、 バックコーラス:吉田 美奈子、大瀧 詠一、山下 達郎、矢野 顕子、Kayoko Ishu、佐藤 博 録音:1975年8〜9月・東京 スタジオA渋谷 1:移りゆくすべてに 8:04 (作詞・作曲:Benard Ighner/訳詞:吉田 美奈子/編曲:有馬 すすむ) 2:レインボー・シー・ライン 3:57 (作詞:吉田 美奈子/作曲:佐藤 博/編曲:有馬 すすむ、佐藤 博) 3:住みなれた部屋で 4:47 (作詞・作曲:吉田 美奈子/編曲:有馬 すすむ、佐藤 博) 4:わたし 3:20 (作詞・作曲:大瀧 詠一/編曲:多羅尾 伴内(=大瀧 詠一)、稲垣 次郎) 5:夢を追って 5:59 (作詞:吉田 美奈子/作曲:佐藤 博/編曲:有馬 すすむ、佐藤 博) 6:チャイニーズ・スープ 2:36 (作詞・作曲:荒井 由美/作曲:/編曲:佐藤 博) 7:パラダイスへ 2:53 (作詞:荒井 由美/作曲・編曲:佐藤 博) 8:時の中へ 5:41 (作詞・作曲:吉田 美奈子/編曲:佐藤 博) 9:ろっかばいまいべいびい 5:29 (作詞・作曲:細野 晴臣/編曲:佐藤 博) |
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Camino Live 1976 /Camino 2005(1976年録音) | ||||||
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カミーノ・ライヴ 1976
CD: |
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大村 憲司(Guitar、Vo)、是方 博邦(Guitar)、小原 礼(Bass)、村上 "ポンタ"秀一(Drums on 1,3,4,5,6,7,10)、井上茂(Drums on 8,9)、浜口 茂外也(Percusion on 9)
1:Further on up the road(作詞:Don D Robey、作曲:Joe Medwick Veasey) 6:35 1976年に東京のライブハウスで行われた「カミーノ」のライブ録音盤(計10曲)。 これまで全く未発表だったものを、ベースの小原 礼氏のプロデュースの元、30年近くの年月を経て2005年に初めて世に出てきたと言う貴重な復刻CD。 1998年に惜しまれつつ若くして世を去られた大村 憲司氏への追悼の意が込められているそうです。 音源が小原礼 氏所蔵の古いカセットテープということで、音質はお世辞にも良くありませんが、最新のデジタル技術を使ってリマスターされていて、迫力の演奏が満喫できます。 全体的にブルース色が濃く、ボーカル曲が多いのが特徴。 大村 憲司 氏はこういったブルースの他、ロックやJazzまで幅広くこなす才能豊かなアーティストでしたが、このアルバムについてはクロスオーバーというカテゴリーに含めるには無理があるかもしれません。 その中でも、インストゥルメンタルの6曲目はクロスオーバー的です。 大村 憲司 氏は当時、ブルース(特にエリック・クランプトン)に傾倒していたという事や、大村 憲司 氏と村上ポンタ 氏との友情、小原 礼 氏が加わっていた伝説のロックバンド「サディスティック・ミカ・バンド」が1974年に英国で製作した傑作アルバム「黒船」の発表の後に、自己の音楽世界を模索するためグループを脱退したと言うエピソード、LPやCDという形で作品を残していない「バンブー」というバンドが、当時カルロス・サンタナとスタジオセッションした事、その他にもいろいろな興味深いエピソードについて、小原 礼 氏のインタビューという形で語られているライナーがついて、貴重な時代の証言となっています。 |
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Deep Inside of Camino /Camino 2006(1976年録音) | ||||||
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ディープ・インサイド・オフ・カミーノ CD: ・BRIDGE-INC EGD-6(2005年発売) |
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大村 憲司(Guitar、Vo)、是方 博邦(Guitar)、小原 礼(Bass、コーラス)、村上 "ポンタ"秀一(Drums)
1:Medley
2:真空(作曲:大村 憲司) 14:50 小原礼 氏が所蔵していた録音テープを元に復刻されたカミーノの貴重なCD第2弾。 「カミーノ・ライブ 1976」とは別の音源だそうで、全曲とも4名の演奏ですが、たった4人で凄い事やってるぞと言う感じです。 作風は、ブルース、ロックなどいろいろで、必ずしもクロスオーバーとは言えないかもしれませんが、そんな事は関係なしに楽しめる復刻CDです。 大村 憲司 の代表作「Bamboo Bong」はオリジナル・フルバージョン(インストゥルメンタル)と言う事で16分にも及ぶ長い演奏ですが、全く中だるみなしで最後まで熱く聴けてしまう、もの凄い演奏。 同時期の「Bamboo Bong」は、深町 純の1975年リーダー作「Introducing」にも収録されていますが(深町 純(Key)、小原 礼(Bass)、村上 "ポンタ"秀一(Drums)、浜口 茂外也(Per)で、こちらは14分弱の演奏)、このアルバム自体がまだCD復刻を遂げておらず、入手困難な状況が長く続いているのが非常に残念(2009年現在)。 「真空」(インストゥルメンタル)も素晴らしい演奏。 大村 憲司 氏は、テクニックもさることながら、本当に歌心のあるギタリストだと思います。 同時期の「真空」は、やはり深町 純の1975年リーダー作「六喩(ろくゆ)」に収録されていて、こちらは2009年9月に待望の再発売(初復刻、初CD化)が行なわれます。 大村 憲司(Guitar)、深町 純(Key)、小原 礼(Bass)、村上 "ポンタ"秀一(Drums)、浜口 茂外也(Per)の組み合せによるセッション(スタジオ録音)は、1975〜77年頃の間に 深町 純 リーダー作として数枚製作されており、大村 憲司 ファンの方にもおすすめです。 私は70年代の深町作品を通じて、大村 憲司 ファンになりました。 演奏内容はかなりおすすめですが、音質に関しては「カミーノ・ライヴ 1976」同様に、決してハイファイでないのが残念です。 しかし、このような録音が残っていたと言うだけでも感謝すべきなのでしょう。 改めて 大村 憲司 氏のご冥福をお祈り申し上げます。 |
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Together Whith Jun/マーサ 三宅 1976(?) | ||||||
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トゥギャザー・ウィズ・ジュン LP:東芝EMI LF-91025 (1976年?) CD:------ |
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深町純(プロデュース、編曲、Key, Synth)、マーサ三宅(Vo)、村上 "ポンタ"秀一(Drums)、小原礼(E-Bass)、大村 憲司(E-Guitar)、杉本 喜代志(E-Guitar)、村岡 健(Sax)、羽鳥 幸次 他(Trumpet)、中沢 忠孝(Trumborn) 日本を代表するベテラン女性Jazzボーカリスト、マーサ三宅のリーダー作。 残念ながら、CD化はまだ行なわれていないようです。 バックメンバーは、深町 純 & 21st センチュリーバンド に、杉本 喜代志(Guitar)とホーンセクションが加わった形です。 A1:I Cried For You A2:Guess Who I Saw Today A3:とめどなく・・・ A4:Feelings B1:Kansa City B2:色のない季節 B3:You And I B4:Sentimental Journey |
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Twilght Zone /吉田 美奈子 1977 | ||||||
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(Review はまだありません)
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LP: ・Alfa Record (1977) CD: |
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Produce:吉田 美奈子、山下 達郎 吉田 美奈子(作詞、作曲、Vocal、Piano、Electoric Piano、Perc、Background Vocals) 村上"ポンタ"秀一(Drums、Double Drums 0n " 5 ")、高水 健司(Bass)、大村 憲司(Electric Guitar、Solo on" 4、8 ")、松木 恒秀(Electric Guitar、Solo on " 3 ")、浜口 茂外也(Per) 細野 晴臣(Gut Guitar)、山下 達郎(Vibe、Perc、Background Vocals)、佐藤 博(Hamond Organ Solo on " 4 ")、宮住 俊介(Hamond Organ)、椎名 和夫(Violin Solo on " 2 ") Horns & Woodwinds: 中沢 健二(Trumpet、Solo on" 5 "、Flugel Horn Solo on" 2 ")、小原 正勝(Trumpet)、向井 滋春(Trumborn、Solo on " 5、8 ")、粉川 忠範(Trumborn)、岡崎 ひろし(Alto Sax、Solo on" 5、6、9 ")、市原 宏祐(Tenor Sax)、砂原 俊三(Baritone Sax)、中川 昌三(Flute)、山川 恵子(Harp) Strings Conductor :藤本 ひさいち、Strings Session Leader:植木 三郎 1:Twilight Zone (Overture) 1:42 Vocal・Piano 演奏はちろんの事、作詞・作曲からプロデュースまでこなしている 吉田 美奈子 の5枚目リーダー作。 上質なバーラードが多く収録されています。 バックをつとめるミュージシャンは、当時クロスオーバー系の活動を行っていたミュージシャン達だけでなく、ポップス系の著名なミュージシャンも参加しています。 吉田 美奈子 のボーカルは透明感があり洗練されていて、制作から30年以上も経過した今聴いても時間の経過を全く感じません。 歌詞の多くが日本語なのも良いです。 2曲目「恋」のアレンジではストリングスを大胆に使い、4曲目「Melody」ではゴスペル風、村上"ポンタ"秀一が1人でツインドラムしている(たぶん多重録音)という面白い試みの5曲目「恋は流星 」は、Ramsey Lewis の1974年「Sun Goddess」あたりにインスパイアされたか?という印象が個人的にある、ファンク色のあるアレンジ、・・などいろいろと嗜好が凝らされています。 その他にはスローでシンプルなアレンジの曲も収録。 8曲目「さよなら」はスローバラードですが、アレンジの良さに加え、 大村 憲司 と 向井 滋春 のソロが良い感じです(短いのですが)。 前作の傑作アルバム「Flapper(1976)」同様におすすめです。 |
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GUITAR WORKSHOP /オムニバスアルバム 1977 | ||||||
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LP: ・ (1977年) CD: ・ ・BRIDGE-INC 080(2007年) |
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大村 憲司、渡辺香津美、森園勝敏、山岸潤史という当時の人気ギタリスト4人を集め、2曲づつのソロ曲と、4人によるセッション1曲を納めたオムニバスアルバムで、「ギター・ワークショップ」シリーズの第一作。 このシリーズは、1977〜1979年の間に「Vol.3」まで発売されました。 |
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Second Phase /深町 純 1977 | ||||||
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セカンド・フェイズ
(録音:1976〜1977年)
LP:PRO-USE SERIES/TOSHIBA EMI LF-91035 CD:タワーレコード Tower To The People QIAG-70053 |
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深町 純(アレンジ, Piano, Key, Synth)、大村 憲司(Guiter)、小原 礼(Bass)、村上 "ポンタ"秀一(Drums)、マーティン・ウィルウェバー(Drums)、斉藤ノブ
ロック色は濃いものの、国内で製作された1975年「Introducing」よりも少しポップな仕上がりになっています。 収録曲の大村 憲司の代表作「Left Handed Woman」は不朽の名演奏。 (この曲だけ、深町純「Golden ☆ best」と、大村憲司の1978年リーダー作「First Step」復刻版CDにも収録されています) その他、深町純がシンセの新しい表現の可能性を探っています。 2012年(H24年)6月11日、待望の初CD化発売。 (Per) |
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Jun Fukamati Live : Triangle Session /深町 純 & Brecker Brothers 1977・2008 | ||||||
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トライアングル・セッション (1977年6月3〜4日(東京池袋・西武劇場でのLive) LP:KITTY RECORDS MKF-1016 (1977年) --------------------------------------------------------------------- CD:Triangle Session Deluxe Edition(2008年8月6日) ユニバーサル・インターナショナル UPCY-6494
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深町 純
(Keyboards)、大村 憲司(Guitar)、高水 健司(Electric Bass)、Martin Willwebre(Drums)、浜口 茂外也(Percussion)、ペッカー(Percussion)、
Randy Brecker(Trumpet)、Michael Brecker(Tenor Saxophone)、Barry Rogers(Trombone) ゲスト:高中正義:Guitar(Deluxe Edition のみ2曲収録) 1978年9月の傑作アルバム「Jun Fukamachi & NewYork All Stars Live」に先立つ事、約1年3ヶ月、面白いメンバー編成で行われたライブ。 日米混成メンバーですが、これが記念すべき Brecker 兄弟の初来日ライブ。 これに Barry Rogers(Trumborn)が加わり計3人のホーンセクション。 バックのリズム陣もかなり強力です。 Brecker Brothers 1978年「Heavy Metal Be-Bop」にも収録されている「Funky Sea, Funky Dew」の Michael Brecker のエレキサックスのソロがもの凄い。 2008年に待望のCD化(Deluxe Edition・CD2枚組)。 これは演奏内容とは関係ないのですが、CD版の方は、オリジナル盤よりも音が会場内で反響する音成分が少ない編集となっているため、大きな会場でのライブと言うよりもスタジオライブという雰囲気の音場感です。 オリジナルのアナログ盤では、会場内の反響音が豊富な音場感だったので、既にオリジナルに馴染んでいる人は多少違和感を感じるかもしれませんが、各セクションが聴き取りやすくなっています。 |
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First Step /大村 憲司 1978 | ||||||
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ファースト・ステップ LP
:東芝EMI (1978年)
CD:ビレッジレコード VRCL 2221 (2002年) |
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大村 憲司
(Electric Guitar、Vocal on "3")、深町 純(プロデュース、Key)、坂本龍一(Key)、林立夫(Drums)、村上 "ポンタ"秀一(Drums)、マーティン・ウィルウェバー(Drums)、富倉安生(Electric Bass)、高水健司(Electric Bass)、小原礼(Electric Bass)、浜口茂外也(Perc)、斉藤ノブ(Perc)
1:Boston Flight (8:18) 伝説のギタリスト、大村憲司 のファーストアルバム(深町 純 プロデュース)。 2002年の復刻版CDのライナーにもある通り1stリーダー作であるという気負いを感じないギタープレーで、この余裕と言うか貫禄は凄い。 透明感あふれるさわやかな作風のバラードが多く、30年以上を経過した今も全ての曲が新鮮で、洗練されています。(ただ、3曲目のボーカルが英語なのが少々時代を感じるか...?) 奇をてらうことなく、さらりと曲をまとめあげているアレンジのセンスの良さは称賛に値すると思います。 これは名盤です。 大村憲司 氏はロック・ジャズ・ブルースと何でもこなすギタリストで、特に70年代の活動初期はブルースに傾倒していたとの事ですが、このアルバムではそのブルース色が比較的押さえられています。 70年代のクロスオーバーは、総じてファンク・R&Bなどの要素は重要でしたが、80年代以降のフュージョンはこれらを排除する方向に向かいポップに変化しました。 このアルバムの発表された1978年と言えばまだ70年代クロスオーバーの全盛期ですが、このアルバムはそのような時代の流れを早くも意識していたようにも感じます。 ちなみに、2002年発売の復刻版CDでは、オリジナル全5曲に+2曲のボーナス。 ボーナストラックのうち1曲「Left-Handed Woman」は、深町純1977年「Second Phase」と、深町純「Golden ☆ best」に収録されているものと同じです。 |
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Kenji Shock /大村憲司 1978 | ||||||
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LP: ・Alfa Music Inc (1978年) CD: |
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大村 憲司 (Electric Guitar)、Harvey mason(Produced、All Rythm Arrangements、Drums on "5,7"、Perc on "3,4,6"、Piano on "4"、Synth on "5,7"、Vocal on "4")、Victor Feldman(Perc on "1,2,8"、Electric Piano on "3"、Vibes on "8")、Steve Lukather(Guitar on "1,2,3,4,6,8")、Greg Mathieson(Organ、Electric Piano on "1,2,3,4,6,8")、Jeff Porcaro(Drums on "1,2,3,4,6,8")、Mike Procaro(Bass on "1,2,3,4,6,8")、Mike Boddicker(Synth on "4,7")、David Paich(Key on "5")、Bill Meyers(Synth on "6")、Embamba(Bass on "5")、Horns 他
1:Left-Handed Women(大村 憲司 作曲) 5:04 |
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GUITAR WORKSHOP Vol.2 Live /オムニバスアルバム 1978 | |||||
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LP: ・ビクター (1978年) CD: ・BRIDGE-INC 081(2007年) ・コンプリート版CD: |
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「ギター・ワークショップ」シリーズの2作目。 1978年10月20〜21日の2日間に、六本木ピット・インで録音された、当時の人気若手ギタリスト達によるライブ集。 1978年のオリジナルLPと、2007年に Bridge Inc. より復刻されたCD は、いずれも二日目(10月21日)のライブが収録されているとの事。 これとは別に、2003年にビクターより、「コンプリート版」として3枚組CDが2組(1日目と2日目にわけて)出ています。 (このサイトではアフィリエイトプログラムは一切行っていません) 大村 憲司(Guitar)、森園勝敏(Guitar)、秋山一将(Guitar)、山岸潤史(Guitar)、 |
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1978年発売のオリジナルLP/2007年発売の復刻CD(BRIDGE-INC 081) 曲目: 1:RHYTHM ROAD 大村 憲司 2:GLASS DOLPHINS 森園勝敏 3:REDBARON 秋山一将 4:CORKSCREW 山岸潤史 5:ANOTHER STAR(大村 憲司 、秋山一将、森園勝敏、山岸潤史) |
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2003年にビクターより発売されたコンプリート版(完全版)の曲目:
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GUITAR WORKSHOP Vol.3 DIRECT DISK/オムニバスアルバム 1979 | |||||
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LP: ・ビクター (1979年) CD: ・BRIDGE-INC 082(2007年) |
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Somewhere In New York /KAY(ケイ) 1979
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録音:1979年5月(ニューヨーク録音)
LP:BOURBON RECORDS BMC-4008 CD:Tower to the People TJJC-30012(2012年12月12日発売) |
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深町純プロデュース、編曲(全曲)、
Steve Jordan(Drums)、Will Lee(Bass)、David Spinoza(Guitar)、大村 憲司(Guitar)、David Sanborn(A-Sax)、Mike Minieri(Vibes & Marimba) 1:Prism 4:53 2:Shihosai 5:23 3:Cause I Ended 5:17 4:Epilogue 4:44 5:Lyrical Lady 4:55 6:Dirty Honey 3:44 7:Somewhere in NewYork 5:15 8:Wakare Wa Itsumo 4:37 9:Kuroneko To Watashi 1:37 バックのメンバーに蒼々たる顔ぶれが揃っているボーカルアルバムですが、肝心の女性ボーカルがうまくない...。(ピンク・レディーのケイさんとは別人のようです) David Sanborn のソロも多く、バックの演奏は強力なので、ぜひともボーカル無しバージョンで再発売していただきたい。 |
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春がいっぱい /大村 憲司 1981 | ||||||
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LP: ・ (1981年) CD: |
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外人天国 /大村 憲司 1983 | ||||||
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LP: ・ (1983年) CD: |
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Left-Handed Woman 〜Best Live Tracks 1 /大村 憲司 | ||||||
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CD: ・ビクター・エンタテイメント VICL-61223(2003年) |
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1987〜1997年の間に、大村 憲司 の地元神戸や東京で行なわれたライブの中から選ばれた追悼ベストアルバム。 2曲目を省く全ての曲で、旧友の村上"ポンタ"秀一 氏がDrumsを担当しています。 CDライナーノーツにはポンタ氏による、大村 憲司 氏への追悼文がのせられていて、このお二人の友情や、音楽を通じた絆がどれだけ強いものだったのかがわかり心を打たれると同時に、貴重な時代の証言ともなっています。
1:Left-Handed Woman(大村憲司バンド)5:19 (1989年・神戸) |
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Left-Handed Woman 〜Best Live Tracks 2 /大村 憲司 | ||||||
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CD: ・ビクター・エンタテイメント VICL-61224(2003年) |
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> | 大村 憲司 Kenji Omura | |||||
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